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2012年10月29日(月)更新

241029 あなたのサングラスは何色ですか?


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。







昨日 久しぶりにボウリングを息子と娘と3人でやってきました。





3歳になる娘は一人でボールを投げられないので、ボールを転がす台を使って投げるのですが、小学校3年生になる息子より高いスコアを出したから、息子はムキになって「もう1ゲーム!」 「もう1ゲーム!」と熱くなり、4ゲームもしちゃいました。そして、今朝、息子は腕がイタイって・・(笑)  筋肉痛かいっ!!(^^)V









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第64回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 あなたなりの思考のフィルター 」 です。









何度も言いますが、【 コミュニケーションはキャッチボール 】 です。





コミュニケーションはキャッチボール




この時、どのような「言葉」や「言葉以外の言葉」を使うか?(ボールを投げるか?)によって、相手との関係性が変わってきます。





(( またしても登場! 3週も続けて出てくるって事は それだけ重要で、皆さんの頭と心に浸透してほしいってことですよ♪ ))



 



このキャッチボールが問題なく行われていると、コミュニケーションにおいてはトラブル・ストレスが無く気持がいいモノになります。





しかし、このキャッチボールがうまく行われなくなると、ミスコミュニケーションが起こり、ストレス、悩み、問題、が発生してきます。







この ” キャッチボール ” の良し悪しによる影響は きっと万国共通でしょう。









そして、この ” キャッチボール ” が上手く行われなくなるときが人間関係・対人関係に何らかの障害が生じている事になります。







人間関係・対人関係に何らかの障害が生じている時、それは相手の人、他人との関係が問題の原因という事もありますが、実は自分との関係が半分ぐらいは占めていると言われています。







そして、この 【 自分との関係 】 というのが、あなた自身のモノの考え方や物事の捉え方、感じ方、考え方であり、【 思考のフィルター 】です。









自分品質向上委員会の過去のコンテンツでも










231127 あなたの話が相手に正しく伝わらない理由 では、



「送り手側のフィルター」について










231205 あなたが相手の話を正しく聴けない理由 では、



「受け手側のフィルター」について



 



ご紹介していますが、今一度 【 キャッチボールにおけるフィルター 】をご紹介したいと思います。











なぜ、私が何回も同じような内容を紹介するのかと言いますと、このフィルターが原因のミスコミュニケーションやコミュニケーショントラブルが日常において頻繁に起きていると感じるからです。











くどいようですが、私達は 「 私なりの思考のフィルター 」 を誰もが持っています。









あるニュースを見て、幸せを感じる人がいれば、嫌悪感を抱く人もいます。





ある人のある行動や発言を見たり聞いたりして、喜んだり、ムカついたり、反発したりします。







これらあなたの目の前で起きている事に対して、すべて、あなたは 「 あなたなりの思考のフィルター 」というフィルターを一旦 通してから物事の判断を下したり、感情を引き起こしたりするのです。











例えば、







あなたは「赤いレンズのサングラス」を掛けた人だとしましょう。





そして、相手の人は「青いレンズのサングラス」を掛けた人だとします。





この「サングラス」が 「 あなたなりの思考のフィルター 」であり、 相手の人の「 あの人なりの思考のフィルター 」です。









そこに、私が 真っ白なボールをあなたに渡して、「このボールは何色ですか?」と二人に尋ねたとしましょう。





あなたは、そのボールを見て「これは 赤い色したボールです」と言うでしょう。





あなたの発言を聴いて、青いレンズのサングラスをかけた相手の人は「いいや 違います! それは 青い色をしたボールです」と答えるでしょう。











さて、どちらが正しいですか?



 



あなたですか? それとも 相手の人ですか?

















そうです!













あなたも相手の人も正しいんですよね。







だって、「赤いレンズのサングラス」を掛けているあなたは、手に持っているボールは赤く見えますから、ボールの色は赤ですと答えます。あなたには「赤いボール」が見えていますから。







でも、「青いレンズのサングラス」を掛けている相手の人には、あなたが持っているボールは青く見えますから、ボールの色は赤ではなく青だと答えます。だって、相手の人には「青いボール」が見えていますから。







意見は衝突していますが、「赤いレンズのサングラス」を掛けているあなたにしてみればボールは赤色ですし、「青いレンズのサングラス」を掛けている相手の人にしてみればボールは青色です。











これが、コミュニケーションにおける衝突、意見の衝突、食い違いが起こる理由なんです。



 



あなたも相手の人も 【 どちらも正しい事 】を言っています。





でも あなたにとっては相手の人が言う「青い色」は間違いに聞え、相手の人にとってはあなたが言う「赤い色」は間違いに聞えちゃうんです。













では、あなたも相手の人も間違っている。色のついたサングラスをかけているから違って見える! サングラスを外せばボールが白色だとわかって、お互いが間違っていたことがわかるじゃないか!!  と思うでしょ。









理論的に考えればそうなんですが、実際の私達の生活のなかで、自分が掛けているサングラスの色を正確にわかっている人がいるでしょうか?





あくまでも「サングラス」はメタファーとして使っているだけで、リアルな生活や仕事の現場ではサングラスなんかかけていません。







このサングラスはあなた自身の頭の中や心の中に存在しているモノなのですから。









だから、分からないんです。気付かないんです。









あなたに見えているすべてのモノは



 「 あなたなりの色をしたサングラス 」



というフィルターを通して認識していますから、



分からないんです。



気付かないんです。













しかし、回りを見渡してみてください。あなたの回りで起きているトラブルについて客観的に見てみてください。あなたの回りで起きているコミュニケーションにおける衝突、意見の衝突、食い違いを思い出してみてください。この 「思考のフィルターの違い」に関係していると思いませんか?







同じ日本に住んでいて、同じような職場環境、同じような生活環境である同じ日本人同士であれば、「それぐらい当たり前でしょ!」とか、「普通は~」とか、「学校で教わったよね?」とか、「社会人なら一般常識として~」とか言いませんか?







これって、 あなたの見えている色を相手に押し付けていませんか?













私が正しい、





あなたが間違っているって、、、













あなたは「あなたなりの思考のサングラス(フィルター)」を介しているからそう見え、そう聞こえているんでしょうけど、相手は「相手なりの思考のサングラス(フィルター)」を介しているから「 あなたとは違う色に見えている」 んです。









そのような時、今一度、私とあの人とでは かけているサングラスが違うんだから、モノの感じ方、捉え方が違うのは当たり前だよな。 と立ち止まってみましょう。





そして、立ち止まったら、「違い」をすり合わせていくことにより、どれだけ近づけるか?を考えましょう。











ちなみに 「 全く同じ 」 には絶対なりませんから♪











私とあなた 同じ日本人同士だとしても、同じ家族だとしても、同じ職場の仲間だとしても、同じ学校の仲間だとしても 全く同じには絶対になりません。









だって、その 【 思考のフィルター 】 は ”あなた” が ”あなた” であることの価値判断の基準であり、「あなたそのモノ」なんだから♪









「違い」をすり合わせて行くときには、





・あなたは赤色のレンズのサングラスをかけていますよ!





・ボールは白色ですよ!





と 客観的な視点からフィードバックをしてくれる人を活用しましょう。









客観的な視点からのフィードバックは あなたの思考のフィルターをも客観的に教えてくれます。









是非 お試しあれ♪

2012年10月22日(月)更新

241022 「そうですねぇ~・・」 の共感コミュニケーションがそんな結末を導いてしまうなんてっ!!


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





本日、自動車免許の更新に行ってきました。免許証の顔写真を少しでもスッキリ見せ、笑顔っぽくしようと努力をしたのですが、出来上がってきた免許証の写真はなんとも素っ気ない顔写真に・・・(寂)





ところで・・・ 写真の修正 しました? 顔が膨れていますけど・・・??









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第63回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 共感と促進 」 です。











何度も言いますが、【 コミュニケーションはキャッチボール 】 です。





 



コミュニケーションはキャッチボール




この時、どのような「言葉」や「言葉以外の言葉」を使うか?(ボールを投げるか?)によって、相手との関係性が変わってきます。





(( おぉ~~~とっ 2週続けてのご登場っす♪ ))









さて、コミュニケーション系の書籍やセミナーでよく言われる話で、キャッチボールをする時は頷いたり、相槌を打ったりすることで、コミュニケーションは格段に良くなると言われています。





私もセミナーでその話をしますし、私のセミナーに参加したことがある人なら「言語を使ってあなたの話しを聴いていますよ!」とアピールする方法を説明していますよね?







そして、この自分品質向上委員会の初期の記事「230911 リズムを刻んで ハイ な雰囲気を創っちゃえ!!」でも 相槌の重要性を紹介しています。





相槌や頷きは コミュニケーションの潤滑油でもあり、相手が 「 あっ! この人 私の話しを聴いてくれる人だ! なんだか安心できるなぁ~♪ 」 と感じることによって、相手との間に信頼関係・安心関係を生み出すことが出来る手法でもありますので、確かに大事なんです。











ですが・・・・・・










・・・・・・










・・・











使い方というか 用い方というか、誘導の仕方を間違えると、望む結果を得ることが出来なくなってしまう可能性を秘めているんです。











「 えぇ~~~~~~~~~~~~~っっっ!! 」












「 今更 そんな事 言われてもぉ~~~~~~~~~~っっっ!! 」















とクレームの声が聞こえてきそうですが、そうなんですよ。









自分品質向上委員会の皆さんだからこそ、私も【 あえて 】深く切り込みます(笑)







「コミュニケーション力を高めよう」





「人との関わり方が上手になりたい」





という向上心の高い皆さんだからこそ、ご紹介します♪











それは、









「頷き、相槌」の「共感」は相手との関係づくりにはとっても大切ですが、相手の状態・事象を強化してしまうという効果も持ち合わせているのです。













仮に あなたがAさんの悩みを聴く、相談を受けるというシチュエーションがあったとしましょう。









Aさん:「いやぁ~ 最近の仕事がなんだか気が入らないんだよねぇ~」





あたな:「Aさん、そうなんですかぁ~。仕事に気が入らないですか・・」





Aさん:「そうなんだよ。会社の方針というか、上司の考えと言うか、何だか 目先の事にしか意識が言ってないような感じでねぇ~」





あなた:「うんうん。そうですかぁ~」





Aさん:「まぁ~ 自分も40才を超えて、部下も数名いるんだけど、なんだか仕事に対するモチベーションが上がらなくてねぇ~」





あなた:「そうですかぁ~。うんうん。モチベーションが上がらないと 仕事にも気が入らないですよね~」





Aさん:「そうなんだよ! 分かってくれて嬉しいよ!! でも、 このままではいけないとは何となくは思うんだけど、気分がイマイチねぇ~」





あなた:「うんうん。そうですかぁ~~ 気分がねぇ~~」





Aさん:「そう! どうもねぇ~・・ やっぱり会社の方針が違っている気がするしねぇ~・・・」





あなた:「そうですか そうですか。うんうん。 そんな気がするんですかぁ~」





Aさん:「そうなんだよぉ・・・ スッキリしないんだよね・・  よぉ~~~し ちょっと一緒に一杯引っ掛けるか! 呑んで騒いでスッキリするか!!」





あなた:「そうしましょうか。呑んでスッキリとしましょう!」











こんなキャッチボールを交わしたとしましょう。





この会話では あなたとAさんとでは 「共感」を通じて心理的距離が近くなり、Aさんはあなたに対して色々と話しをしても大丈夫と感じています。「オレの気持ちを分かってくれた。嬉しい。」とも思っているでしょう。だから 相談の後に 「ちょっと呑みに行きましょう!」とお誘いもしてくれています。









このケースあなた的には





・Aさんの話しを聴いて上げている





・Aさんは色々と話しをしてくれる関係づくりはできたと思う





・Aさんは私と話しをして喜んでいる





・Aさんに流れで呑みの誘いをしてくれるまでの関係が構築できた







と感じれると思います。











ですが・・・・・・










・・・・・・










・・・











この状況を別の角度から分析しますと、





・Aさんの中にある悩みや疑問に思っている事だけを広げただけ






・Aさんの不平不満を共感するという事で不平不満を承認をしている






・Aさんの「不平不満状態」という状況に相槌で「不平不満」を増長させている






・Aさんは自分を分かってくれたと思っているので、あなたは「自分の味方である」と感じている





よって、Aさんは この「不満状態でもいいんだ・俺は悪くなくて、会社や上司が悪いんだ」という無意識的な結論に至ってしまう可能性を秘めているんです。











ここが【 使い方というか 用い方というか、誘導の仕方を間違えると、望む結果を得ることが出来なくなってしまう 】という事です。









確かに 単なるお悩み相談 なら これでもいいかもしれません。でも、この会話(相談)では、最終的にはAさんは幸せになれませんよね。







あなたの目的は、Aさんがあなたとの会話(相談)を通じて、問題を解決する糸口をつかんでもらったり、なにか閃いたり、気付いたりして、仕事に対するモチベーションを高めてもらって、Aさんが幸せになってもらう事じゃないですか。







でも、このケースは 自分の中にあるわだかまりや不平不満がいつまでも燻り続け、呑んでいっときは悩みを忘れることが出来るだけで、呑んで会社や上司のグチをこぼしあう 魅力的ではないコミュニケーションに終始してしまいます。









なんだか 「イケてない」 キャッチボールですよね?









これは、「共感」が信頼関係・安心関係を構築してくれる 反面 今のままでもいいんじゃないのという現状維持での安心感も構築してしまうんです。





「共感」して相手の不平不満、わだかまり を引き出せば引き出すほど、その不平不満やわだかまりを強化してしまう恐れもあるんです。











じゃぁ~ 先ほどのAさんとあなたの会話例で、Aさんが不満を言うたびに、あなたが「Aさん そう言いますが~」とか「Aさん そんな事はないんじゃないですか?」とか「Aさん でもね~」と言って、Aさんの意識を「不平不満」から「改善しよう」という意識に向けるようにあなたが関わったら(キャッチボールをしたら)いいのか? と言うと、そうでもないんですよね。







あなたが、「Aさん そう言いますが~」とか「Aさん そんな事はないんじゃないですか?」とか「Aさん でもね~」とかでAさんの意識を改善へ向かわせる意図の会話のキャッチボールをすると、Aさんは「なんだよ!! 何かオレが言えば 反論、反発して! 気分悪いな!!」と思って、信頼関係・安心関係は構築できません。







という事は 「よし! 呑みに行こうぜ!」とお誘いもしてくれません。(あなたが逆に誘っても拒否される可能性 大 です)











ですから、自分品質向上委員会の皆さんは 注意をしてほしいのです。









【 共感は時には否定的な事象・状態をも強化してしまう 】 という事を。









是非 これからは 自分の相槌や頷きの共感が どのような結果に導いてしまうか?も考えてコミュニケーションキャッチボールを交わしてみましょう♪









2012年10月15日(月)更新

241015 きく? きく? きく? きくの3段階変形


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





7月24日に人生で初の富士登山をしたのですが、下山中にジャリに足を取られて思いっきり尻もちをつき、その時の痛みが未だに引きません(泣)





もう2か月半経つのですが、尾てい骨が痛いんですよね。





早く治らないかなぁ~・・・









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第62回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 きき方の影響 」 です。









何度も言いますが、【 コミュニケーションはキャッチボール 】 です。





コミュニケーションはキャッチボール




この時、どのような「言葉」や「言葉以外の言葉」を使うか?(ボールを投げるか?)によって、相手との関係性が変わってきます。









「相手との関係性」とは、 ” 関わり方 ” です。





・浅くかかわる or 深くかかわる





・表面的な関わり合い or 内面を重視した関わり合い





・相手に合わせる or 相手とぶつかる





・楽しい関係 or 嫌な関係





・心地よい or 不快な





という関わり方です。









どちらが良いとか悪いとかではなく、あなたが相手の人との関係をどうしたいのか? 又は、どうあるべきなのか? を自分で意識する事が大事なんです。









【 コミュニケーションはキャッチボール 】 ですので、 ” 相手と関わる ” というのは、ボールを投げる事です。





ボールを投げるという事は、話をする、たずねる、きくなどの行動を起こす事です。









ここで大事な点は、



「きき方によって、相手に与える影響が違ってくる」



という点です。









日本語の「きく」には 大きく2種類の意味があります。









一つは、相手の話したことを受け取るという意味で「きく」を使っています。





例えば、話をきく、声をきくなどです。







もう一つは、相手に尋ねるという意味で「きく」を使っています。





例えば、分からないことがあればきいてくださいです。











そして、私達は意識している、意識していないにかかわらず、コミュニケーションのキャッチボールをする時、3種類の「きく」を使っています。







その3種類は






1)訊く ask






2)聞く hear






3)聴く listen







です。それぞれを少し説明しますね。













まず、「訊く:ask」の「きく」ですが、これは「尋問的」な要素が強いきき方です。警察官の職務質問や、病院での問診などですね。





この「訊く」は情報を得たいと思っている側の一方的なキャッチボールです。いや! キャッチボールというより投球する感じ。





どこから来たのか?





どこへ行くのか?





何をしているのか?





何がおかしいのか?





何時から具合が悪いのか?





アレルギーはあるのか?  etc







感覚としては一方的な質問って感じです。情報を得たい側は自分が欲しい情報さえ手に入れば良い訳で、自分本位というか、自分勝手なコミュニケーションです。







私達も思わず使ってしまいますよね。







・宿題はしたのか?





・業務日報は出したのか?





・いつが納期なのか?





・どうしてできないのか? etc







勿論、コミュニケーションは「言葉と言葉以外の言葉」をキャッチボールしますので、同じ言葉を投げかけてもその言葉に乗せる言葉以外の言葉によっては相手に与える印象や影響は違ってきます。





しかし、この「訊く」というきき方をした時には、相手に与える影響や印象は 「キツイ」「イヤ」「気分良くない」です。なんだか「責められている感」を相手は感じます。













次の「聞く:hear」の「きく」ですが、これは私達が普段何気なくしているきき方です。





以前、「240312 話しを聴くのは疲れる?」でもご紹介したと思いますが、この時には







「門」という文字に「耳」という文字が入っている「聞く」です。





この「聞く」は音楽を聞くとか放送を聞くなど、「何となく聞く」という時に使います。この「聞く」は「門」のなかに「耳」が入っている文字なので、





「門」=耳の門、心の門、頭の門=扉が開いている状態





「耳」=耳で聞く







というように、ただ耳に入ってくる音や声を聞く状態です。何気ない会話や雑談、日常会話もこの「聞く」のレベルで会話をしています。









とご紹介しました。今日はもう少し補足しますが、この「聞く」は、「門」という壁の一か所に声を通す「耳の部分」があると見ます。つまり、すべての声を通過させている訳ではなく、情報の一部分を通過させているのです。





という事は、自分にとって必要な情報を通過させていると考えます。







昔の時代劇での関所なんかを思い出してみてください。。。。。







関所では門番が通行人をチェックします。箱根の関所では「入り鉄砲に出女」なんて歴史の教科書では習った記憶がありませんか?所謂、「自分たちの都合のいいものは通すけど、都合の悪いものは通さない」のが関所ですよね。





これと同じような感じが「聞く」というきき方です。時には入ってくる情報を自分の都合のいいように変換させてしまったり、話を聞きながら他の事を考えたり、、、







なんだか、こう説明すると「聞く」は良くないきき方みたいに感じてしまいますが、





・部分的な情報だけを聞いている





・自分の都合のいいように聞いている





・聞いているようで聞いていない





そんな聞き方でも、相手にしてみれば「話しを聞いてくれている」ように見えますので、日常生活においてはある意味、角か立たない表面上はうまくやり取りしている雰囲気を感じる事が出来ます。













そして最後の「聴く:listen」の「きく」ですが、以前、「240312 話しを聴くのは疲れる?」でご紹介した時には、







この「聴く」は 「耳」という文字に「+(プラス)」して「目(横向きですが)」と「心」という文字が入っています。





この「聴く」を使う時は、「耳」だけで話しを聞くのではなく、「目」と「心」も相手の方に向けて、相手の話しを身体全体で聴く時に使います。





と紹介しました。







補足しますと、「訊く」「聞く」はキャッチボールですとボールを投げる側本位のきき方で、「聴く」はキャッチボールでボールを受け取る側本位のきき方になります。





コミュニケーションにおいて「聴く」のきき方をする時は、相手の立場も考えつつ、相手が話した通りに脚色も変換もせず受け取り、相手自身にも関心を持って話しを聴きます。





耳で話を聴くだけでなく、目で相手を見て、心で相手や話の内容に関心を持って、身体全体で聴きます。







上記の「訊く」「聞く」に比べると、格段に相手とのキャッチボールは濃厚なキャッチボールになります。そして、キャッチボールをした相手には信頼感が生まれてきます。

















こんな話をしますと、「訊く・聞く」は悪いきき方、「聴く」が良いきき方 と判断してしまう方がいますが、一概にはそうではありません。







「訊く」も「聞く」も「聴く」もそれぞれ、長所もあり短所もあります。そのきき方を必要としている場面もあります。





大事なのは、今、あなたの目の前にいる相手の人とどのような関係を構築したいのか? 今は、どのような関係や状況を必要としているのか?をあなた自身が使い分ける事なんです。









「訊く」が必要な時もあります。





「聞く」で行く方がいい時もあります。





「聴く」を相手が望んでいる時もあります。







あなたが 自分品質向上委員会的に今以上に心理的な素敵な人になるには、状況等を見ながら 「きくの3段階変形」を自分なりに使い分ける事です。







是非、これを機会に 自分のきき方を「訊く」「聞く」「聴く」のどれを良く使っているのか?を振り返ってみましょう。





そして、次は「訊く」「聞く」「聴く」を意図的に使ってみましょう。









是非 お試しあれ♪







2012年09月24日(月)更新

240924 「私は何事も自信が持てないんです!! 自信を持てない事には自信があります!!」


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





先日、左足の脹脛を痛めてしまいました。ふくらはぎって 「脹脛」 こんな漢字なんですね。正直 読めません(笑)





肉離れではないですが、なんだか足がつった(痙攣)後のような 鈍痛が残っています。





身体のメンテは大事ですけど、私のように鍛えようと思って痛めてしまわないように気を付けてくださいね(笑)









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第60回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 思い込みの法則 」 です。









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私は仕事に関しても、自分の人生に関しても、恋愛に関しても、何に対しても 自信を持つことが出来ないんです!





それは本当ですか? どんな事に対しても全くの自信はないの?





はいっ!! 全く自信が持てないんです!





どんな事でも?





はいっ! 自分に自信を持てない事に関しては 自信があります!!





んんんっ????? 「自信が無い事」には自信があるの?





はいっ!!





じゃぁ~ 「何に対しても」ではないよね。 「自信が無い事」には自信があるんだからね♪





そっ・・・  そっ・・・  そうです・・・  ねぇ~・・・







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自己啓発系の書籍や心理コミュニケーション系の書籍によく掲載されているような会話例ですが、私達は「思い込みによる心理効果」の影響をかなり受けているんです。







私が昔 ある企業の社員研修で面談した(コーチングセッションした)幹部候補社員さんに、まさにこの「自信が持てないんですパターン」の方がいましたよ。ほぼ同じような会話を交わした記憶があります(笑)









私の母の例ですが、私の母は 「はぁ~・・・(と ため息をつき、下向き加減で) なんだか 鬱(うつ)に(うつ病)になるかも・・・」といって、自ら憂鬱になっていく天才でした(笑)





長年リュウマチを患わっていましたので、リュウマチを患わって自分の身体が思うように動かない事による辛さや悲しみ、薬による副作用もあったと思いますが、彼女は「自ら宣言」して、自ら鬱(うつ)状態になっていくのです。





傍から見ている息子の私が、「ねぇ~それって、 ” 鬱(うつ)になりそう ” ではなく、 ” 鬱(うつ)になろうとしているんじゃないの? ” 」と 言うと、





母は 「 そんな事はないよ。 だって、気分が滅入っているんだもの。だから きっとこのままでいくと 絶対に鬱(うつ)になるよ」と言います。





そして私が 「 病気で気が滅入っているのは分かるけど、ため息ついて、夢も希望もないような顔して、”鬱(うつ)になるかも” なんて言っていれば、だれだって鬱(うつ)になるし、誰だって鬱(うつ)になれるよ。」と言うと、





母は 「 あんたには私の辛さがわからないのよ。鬱(うつ)になるっていったら 鬱(うつ)になるのよ!!」









こんな 会話を2~3か月に1回のサイクルで母としていました。









自分品質向上委員会のみなさんなら、この会話(私の母の意見)の 可笑しさ は分かりますよね(笑)









私の母は、 「自分は鬱(うつ)になりそうだ」 と 勝手に自分で思い込んで、思い込んだ通りに鬱(うつ)になっていきます。しかも 力強く(笑) 自信たっぷりに(笑) 鬱(うつ)に突入していくんです。(笑)











まさに 「思い込み」ですよね。







まぁ 私的には 「鬱(うつ)になりたいんだろうから、鬱(うつ)にならしとけばいいや♪」と思って、鬱(うつ)にさせてあげていましたけどね(笑)















「思い込み」は私達の身体や考え方、または 見え方、心理にすっごく影響を与えます。










「思い込み」は私達を盲目にします。








「思い込み」は私達の思考を頑固にします。








「思い込み」は私達の可能性を自ら閉ざします。








そして








「思い込み」は私達の本当の力を開放します。















皆さん【 プラシーボ効果 】という言葉知っていますか? プラセボ効果とも言います。







プラシーボ効果は 病気に対して薬理的な作用を持たない乳糖やデンプンなどの粉や生理用食塩水などをお医者さんが「これはあなたの頭痛によく効く薬です」と言って患者さんに飲ませる事により、お医者さんの言葉を信じて「あの先生が出してくれたお薬なんだから 絶対に効くはず」と思い込んで服用すると、その病気の症状が緩和されたり治ったりするという話で知られている言葉です。







これは まさに 「思い込み」ですよね。 まぁ 病気やお医者さんの薬の場合は 患者本人の思い込みに先生に対する信頼や安心も加わっていますけど。







しかし、この場合、身体に無害な乳糖やデンプン、生理用食塩水を服用するけど病気が治ってしまうのです。しかも 副作用の心配もなく。







また、この逆もあるそうです。







本当にその病気に効く薬の作用を持つ薬を調合して出してあげても、患者さんが「こんな薬では自分は治らない」とか「あの先生(あの病院)はあてにならない」と思い込んでいると、本来は薬理作用のあるはずの薬なのに全く病気が改善されないという事もあるそうです。















はじめに記載した自信が持てない人の例にしても、私の母の例にしても、プラシーボ効果の話にしても、どれも「思い込み」がその人の思考や気持や身体に影響を与えています。











自信が持てない人の例では、「思い込み」が自分の可能性や出来ている事に対して盲目にさせています。そして、思考を頑固にもさせています。







私の母の例では、「思い込み」が鬱(うつ)にさせています。というか、私の母の本心は 「鬱(うつ)になりたい」という思い込みがあったから鬱(うつ)になったんですけどね。







プラシーボ効果の例では、「思い込み」が病気を治したり、治るはずの病気が治らなかったりしています。「思い込み」が本来私達が持つ自然治癒力を引き出したり潜在的に持っている自分で自分を直せる能力を開放したりします。また、逆の場合は本来持っている可能性や自然治癒力を自らが閉ざしている事になります。

















「 思い込み 」 って



ホント  すごいですね(笑)











「思い込みの仕方次第」で プラスにも マイナスにも なるんですよ。













しかも、、、











「 思い込み 」 は 自分が 【 思い込む 】 訳ですから、自分で 【 選択できる 】 って事が 本当にすごい事なんです。





















自分は何事にも自信が持てないと思う選択をすれば 自信が持てない自分になれる訳です。





しかし、 「あっ! 自信が持てないという事には自信が持てているんだから、自分は何事にも自信が持てない訳ではないんだな」と気付けば、少しは自信が持てる自分になれるんです。









鬱(うつ)になると選択すれば お望みどおりの鬱(うつ)になれる訳です。





しかし、鬱(うつ)になっても何にも楽しくないし 余計 気分が滅入る事を理解して、鬱(うつ)になる選択を自分がしている事を気付けば、鬱(うつ)にならない生活を自ら選択できるのです。















大事な事は 「思い込み」は私達を 盲目にし、頑固にし、可能性を閉ざしますので、自分では気付きにくいという事です。だから、周りから見ている人が 「それって あなたの思い込みだよ。どちらを選ぶのかは自分で決めれるんだよ」と教えてあげることが必要なんです。









その、気付きを与えてあげれるのが そう! みなさん! 自分品質向上委員会の みなさんなんです!











是非 盲目になっている友人 知人に 「ちょっと待って! それは 思い込みじゃないの?」と気付きのチャンスボールを投げてあげてくださいね♪







2012年09月17日(月)更新

240917 ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪


お世話にります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





先日、超ぉ~~~久しぶりに カラオケを歌いました。しかも、温泉街の中で、しかも 脇道に入っていったスナックで。。。





お客さんは ご近所に住んで居るという人生の大大先輩方々。皆さん カラオケで歌っているのが 石原裕次郎や沢●●(なんだっけ? わすれちゃいました)とか往年の大スターの歌。





歌える曲が少ない私にとっては ある意味 超プレッシャー(笑)





思わず20数年、当時働いていた赤羽の会計事務所の上司に江古田のスナックに連れて行ってもらった頃を思い出しましたよ(笑) 当時の私は二十歳。スナックではカラオケをBGMに私の年齢の倍以上もある 淑女のれでぃと無理やりダンス





いやぁ~ 懐かしいなぁ~~~(泣)









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第59回目をお送りします。









あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。







今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 ブーメランの法則 」 です。











ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪





きっとあなたは戻ってくるだろう♪









と カリッと音がするほど小指をかんで痛い思いを忘れないようにする 西城秀樹さんのブーメランストリートの法則です。 
























・・・・  違います。 ウソです。







この曲、、、 出の「ブーメラン♪ ブーメラン♪・・・・」の部分は確実に記憶に残っているのですが、歌詞の中は全然記憶にないんですよね・・・















西城秀樹さんのブーメランストリートの法則は、、、、ではなくて 【 ブーメランの法則 】 は返報性の法則とも言われますが、コミュニケーションにおいて、自分のしたこと、感情などは自分が発信したら自分に戻ってくる(返ってくる)という法則でして、どちらかというと、 【 自分とのコミュニケーション 】 に関しての法則です。












おもちゃを片付けない子供を見て イラッ と来て、「なんで片付けないのっ!!」とイラつきの感情と怒りの感情を子供に投げると、子供が面倒くさそうに不機嫌な顔でダラダラとおもちゃを片付け始めるけど、またその様子を見て 更にイラッ と来る。







この時 概して親は 「子供が約束通りにおもちゃを片付けないからイラッとさせられて、怒ると余計イライラさせられる」と表現します。







でも それって 本当にそうなんでしょうか?















テレビのニュースで 「景気の回復はいまだ兆しが見えず、厳しい生活が続きそうです。」というコメントを経済評論家が言っているのを聴いて、「はぁ~~~~~~ぁ・・・ まだまだ景気回復しそうにないのかぁ~・・ 気が滅入るよなぁ~」とつぶやき、気分が落ち込む。







この時、概して私達は、「景気が回復しないという事を聴いたので気が滅入って落ち込んだ」と表現します。







でも それって 本当にそうなんでしょうか?















上記の事は 「一般的には」そうかもしれません。









しかし、心理的に素敵な自分に成ろうとしている私達は「一般的なコミュニケーション」ではいけませんよね。 素敵なコミュニケーションを取る必要がありますよね♪

















子供が片づけをしていない。約束を守っていない。のは事実です。でも、その時に親の私達が「なんで片付けないのっ!!」とイラつきの感情と怒りの感情を子供に投げたから、それがブーメランの如く返ってきて、余計イラついいているとしたら・・・・









景気回復の兆しが見えていない。というのは事実でしょう。多分(笑)。でも、その時に自分で「はぁ~~~~~~ぁ・・・ まだまだ景気回復しそうにないのかぁ~・・ 気が滅入るよなぁ~」とため息をついて「気が滅入る」とつぶやいたから、それがブーメランの如く返ってきて、気分が滅入っているとしたら・・・



















私達は何かが起きた時(刺激を受けた時)、その起きたことに対して何かをつぶやいたり、言ったりして気分が上がったり下がったりしています。私達の気分が上がったり下がったりしたのは(結果)、その起きた事(刺激を受けたこと)を見たり聞いたりしたからだ(原因)、と考えます。







「外的な刺激が原因で、自分の感情が影響を受ける結果になった」と考える訳です。







でも、









ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪







という 【 ブーメランの法則 】 が心理的に影響を与えているという事を知っていないから、「外的な刺激が原因で、自分の感情が影響を受ける結果になった」と考える訳です。















外的な刺激が起きている事は事実(おもちゃを片付けない状況や景気回復の兆しが見えていないという事)







それに対して、自分自身が発している言葉や態度が原因で、発した言葉がブーメランの如く自分に返ってきて、







イラついたり怒ったり、気が滅入ったりするという結果を導き出している









という事が事実なんですよ。







簡単に言えば、イラついたり怒ったり、気が滅入ったりしているのは、自分が発した言葉が原因なんです。





















いやっ!!!  そんな事はないっ!!!

















と反論をしたい人もいるかもしれませんね♪









そういう方は是非 一度 試してみてください。

















例えば、上記の子供の片付けの例で、おもちゃを片付けない子供を見て イラッ とは来たけど、「●●ちゃん♪ お約束通りにおもちゃをお片付けしましょうね♪ じゃぁ~ 一緒にお片付けしましょうか?」 と 冷静に優しく温かく子供に接したら子供はどうするでしょうか? そして あなたはどんな気分になるでしょうか?









例えば、上記のニュースでの経済評論家のコメントを聴いた例で、「景気の回復はいまだ兆しが見えず、厳しい生活が続きそうです。」というコメントを経済評論家が言っているのを聴いて、今後の不安を感じたとしたとしても、「じゃぁ~ 何をして行けば対策がとれるだろうか?」「経済はまだまだ先行き不透明だとしても、自分は今後●●を大事にして行こう」とつぶやいたとしたら、あなたはどんな気分になるでしょうか?

















コミュニケーションはキャッチボールですが、ブーメランでもあります。









あなたが 笑顔で接すれば(笑顔を送れば) 笑顔が返ってきますよね。





あなたが 不機嫌に接すれば(不機嫌を送れば) 不機嫌が返ってきますよね。









他人とのコミュニケーションを交わす前に、自分とのコミュニケーションが存在しています。自分とのコミュニケーションをどう取るかで、他人とのコミュニケーションの取り方が変わってきます。取り方が変われば結果が変わります。











自分が欲しい結果を得たいのであれば、その欲しい結果がブーメランの如く返ってくるように自分が情報を発信すればいいんです。











ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪







きっと 返ってきますよ♪



















ただ、、、、 









恋愛ごとは 返ってこない事もありますからね。あしからず♪













私は返ってきませんでした(泣泣泣) ううっ・・・












2012年09月10日(月)更新

240910 実は私、5重人格なんです・・・


お世話にります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





先日、自宅玄関前で夕方からBBQの準備をして 食事の後に Last花火大会をしました。





間もなく9歳になる息子も3歳になる娘も 今年最後の花火を楽しんでいました。





日が暮れる前は暑かったですが、花火をやる頃にはめっきり涼しくなり、リーン リーン と鈴虫らしき虫の鳴き声も・・・





もう 秋の足音が聴こえてきましたね♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第58回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 自我状態 」 です。



















そう!! 実は私は 5重人格なんです(>_<)

















と、カミングアウトしたかのようですが、実は私だけでなく、あなたも、そこのあなたも、あそこのあなたも、あなたの大事なあの人も、あの先生も、あの俳優も、あの有名人もみぃ~~~~んな 【 5重人格者 】なんですよ











安心したでしょ♪(笑)













今日はTA(Transactional Analysis:交流分析)という、私達の思考や感情、行動などを客観的にみて心理療法などに使われている理論体系から 自分の品質を向上するための情報をご提供したいと思います。







前回の  「 240903 表のあなたと 裏のあなた・・・ 」  では、私達は誰でも「表と裏」があって、それは常にワンセットになっているんですよ! とご紹介しましたが、実は私達は 「表と裏」という二面性だけではなく、最低でも自分の中には5人の自分がいると言われています。









自分自身の事を振り返ってみてください。









ある時にはルールや約束事に対して厳しく真面目な自分がいると思えば、ある場面では枠が外れた如くハチャメチャに楽しんだり、仕事ではクールに冷静に物事を判断し仕事をこなすけど、家庭ではルーズで奥さんや旦那さんに甘えんぼで頼り切っている自分がいたりしませんか?







どれも あなた自身ですよね。







あの時の厳しいあなたも、あの時の甘えんぼなあなたも、あの時のクールなあなたも 【 あなた自身 】 ですよね。











私達は基本 自分の中に5つの人格があると言われています。







中部労災病院心療内科部長の芦原睦先生は著書「心の中の5人家族 ~ 彼らが織りなす人生ドラマ~」で自分の中にいる5人の人格を「心の中の5人家族」と表現しています。





 



中部労災病院心療内科部長の芦原睦先生は著書「心の中の5人家族 ~ 彼らが織りなす人生ドラマ~」



中部労災病院心療内科部長の芦原睦先生の著書



「心の中の5人家族 ~ 彼らが織りなす人生ドラマ~」




 







自分の中に存在している5人の人格とは







・厳しい父親的な自分





・優しい母親的な自分





・冷静な大人の自分





・ヤンチャな子供の自分





・従順な子供の自分







です。これらをTA(Transactional Analysis:交流分析)では「自我状態」といいます。









私達はだれもがこの5人が内在していて、時と場合により、5人のだれかが主導権を握ったり、このうち数人の間を瞬時に行ったり来たりしたりします。





また、人によって 5人の勢力分布がさまざまです。









この5人が 「いい塩梅」でバランスが取れている時は平穏な生活やトラブル・困惑・問題なく物事をこなしている時ですが、時に「厳しい父親的な自分」にエネルギーがつぎ込まれ過ぎたりすると自分だけでなく、周りの人や部下や子供などに厳しく当たってしまったりして、人間関係においてミスコミュニケーションが発生します。









また、「ヤンチャな子供の自分」にエネルギーが集中してしまい、「まぁ~ その位 いいじゃん!」とか言って限度を超えたり、枠を飛び出したりして怪我をしたり、社会時としてあるまじき行為をしてしまったりします。









また、時には「冷静な大人の自分」が強く出てしまい、「なんだか冷たい人だね」とか「感情を表さないから何を考えているか分からない人だね」とかの印象を持たれてしまったりします。









「240827 その気持ち(感情)は本物なの?」   でちょっと紹介した、以前の私なんかは「冷静な大人の自分」が常に強く出ていたんだなぁ~と感じますね。













さて、この5人の家族ですが、「この場面では厳しい父親になろう」とか「この時には冷静な大人になろう」とか自分が意識的にコントロールできるのがベストです。





また、ある刺激を受けて急に「従順な子供の自分」が主導権を握った時に、「あっ! いま従順な子供が顔をだしているな!」と自分で自分の状態を理解できているとミスコミュニケーションは起こりにくいと言われています。









この自我状態ですが、どれも 長所も短所もあります。







例えば 「厳しい父親的な自分」であれば、責任感があったり秩序を守ったりする長所もありますが、頑固で融通が利かない、独断的などの短所もあります。







「優しい母親的な自分」であれば、思いやりがり愛情深く何かをしてあげたいという意識があるのが長所ですが、おせっかいだったり過保護になり易かったりする短所もあります。







「冷静な大人の自分」であれば、理性的で冷静沈着な面が長所ですが、機械的だったり人情味がない面が短所になります。







「ヤンチャな子供」であれば、好奇心が強くユーモアがあり遊び上手な長所があるけど、気まぐれでわがままで好き嫌いが激しく感情的に幼い面が短所になります。







「従順な子供の自分」であれば、協調性があり慎重であり人の話しを良く聞く面が長所ですが、自主性がなく依存的だったり本心を隠して我慢をしすぎる面が短所です。











素敵なコミュニケーションを交わす人は、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という事がとても重要で、この自分に内在する5人の家族とどう上手く付き合っているか?がポイントになります。







私達が使う言葉や行動の元になっているのは、「感情」や「考え方」ですが、この「感情や考え方」は内在している5人のそれぞれの特徴から生まれています。









自分がどんな傾向があるのか? どの家族の勢力が強いのか? 逆にどの家族の勢力が弱いのか? 自分で知っているといいですね。











強い(高い)から GOOD








弱い(低い)から BAD








という訳ではありません。











強い(高い)という事は、各5人の家族の特徴が強く出ている事ですが、長所が強く出る時も短所が強く出る時もある訳です。







心の中の5人家族を知る事は、自分を評価する事ではなく、ポイント化する訳でもなく、出来不出来を知る事でもありません。





自分の傾向を知る事です。







そして、その傾向を強めたり弱めたりすることで日常生活のストレスを軽減したり、自分の長所を伸ばしたり、豊かな生活を営んでいく「セルフコントロール」を学ぶことです。









是非 自分品質向上委員会のみなさんも 「心の中の5人家族」を一度 意識してみてくださいね♪











 

2012年09月03日(月)更新

240903 表のあなたと 裏のあなた・・・


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。







先日、ある「初めて事」にチャレンジしてみました。出来るかどうか不安でしたが、実際、やってみたら、、、、、





やっぱりできませんでした(>_<)





でも 気付いた事が 一つ・・・・





出来るかどうかが不安だからやらないでいたのではなく、出来なかった時に周りの人に馬鹿にされるかもしれないという恐怖からその事をしていなかったんだと・・・・





ですが、出来なくても 別に馬鹿にされることもなかったという結果を知ったので、チャレンジしてみてよかったと思いました♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第57回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。





今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 ワンセット 」 です。













「 上司から ” お前はなんでそんなに動作・行動が遅いんだっ!! ” といつも言われるのですが、こんな自分を変えたいんです。すぐ行動出来る自分に成りたいんです!!」









という相談を受けて 半年間 私と色々話し合った方がいました。(仮に Wさん:男性 当時30代 と しましょう)









Wさんはある食料品スーパーの売り場担当者です。入社して7年目の中堅社員さんです。





Wさんとしては、「自分なりには作業スピードを上げて品出し、陳列などをしている」と言っていますが、上司から見るとどうもWさんの作業スピードは遅いと感じるらしいです。







Wさんは、品出しをしたり陳列をする時に賞味期限や値段の間違いがあるとお客様に迷惑をかけてしまう、そして、お客さまからのクレームがお店にも迷惑をかけてしまうと考えていたので、間違いが無いように、不備が無いように細心の注意を払って陳列作業をしているそうです。また、作業をしている最中にお客様から品物の売り場などを質問されると丁寧に説明をして、かつ その品物が置いてある棚までお客さんを誘導しているそうです。







それらを見ている上司は Wさんが一生懸命に仕事をしているのは理解もしているのですが、もっと作業がスムーズにならないだろうか?と思っていたそうです。(実際に Wさんの上司に ちょっとヒアリングをして上司としての考えも聞かせてもらいました)











Wさん、、、





自分としてももっと仕事が出来る男になりたいという思いもあります。自分では結構仕事は出来る方だと自己認識していました。でも、上司からは ” お前はなんでそんなに動作・行動が遅いんだっ!! ” と叱られることが度々あり悩んでいました。





Wさんからは「作業がもっと早く出来る自分になりたい。」という希望を聞いていましたが、作業を効率化うんぬんの話し合いをしたり、どの作業を省けるか?の作業工程の話をする前にWさん自身が持つプラス面にも焦点を当てて、Wさんの自己認識力を高めたいと思っていました。











そこで、私はWさんに 「上司からは作業が遅いと言われますが、Wさんは何を大事に作業をしているのですか?」と質問を私は投げかけました。









Wさんは私の質問を受けて







「 やはり 間違いの無いように品出しや陳列をする事を大切にしています。最近では賞味期限に関してはお客さんも店舗側もとても注意を払っています。ですので、補充商品を陳列する際、まだ陳列棚に残っている商品の賞味期限やその商品周辺にある別の商品の賞味期限をチェックしながら陳列をするようにしています。また、タイムセールスに絡んで値段が一日の中で上下する商品もありますので値段のチェックも同時にしています。だから私は 【 間違いのないように品出し陳列をする事 】 を大事に作業をしています」





と回答を頂きました。











Wさん、、、  ある一面から見れば 作業が遅い社員





でも 別の一面から見れば お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする社員











私達は 基本 表と裏の二面的側面を持っています。









作業が遅い を裏返せば 慎重派








相手の顔色を伺う を裏返せば 相手を気遣う








大雑把 を裏返せば おおらか








細かい事にうるさい を裏返せば 几帳面








あまり考えないでする を裏返せば チャレンジ精神旺盛













私達というより、この世の中に存在しているモノ すべて 二面性があります。







表があれば裏がある





光があれば影がある





右があれば左がある







これらは常にワンセットなんです。











カマボコをどんなに薄く切ったとしても 必ず表と裏が存在します。







巨大なエアーズロックのような一枚岩でも 必ず表と裏が存在します。







どんなに分厚く大きな壁でも 必ず表と裏が存在します。











「表」だけでは存在できないんです。





「表」と「裏」が 【 ワンセット 】 で一体をなしているんです。











だから、Wさんも







ある一面から見れば 作業が遅い社員と見えるでしょうけど、別の一面から見れば お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする社員と見えます。







慎重が故の作業スピードなのです。





お客さんの事を思い、お店の事を思っての作業スピードなのです。











だから、私はWさんに 「上司からは作業が遅いと言われますが、Wさんは何を大事に作業をしているのですか?」と質問を私は投げかけたんです。









私は「上司からは作業が遅いと言われますが、どうすればもっと作業が早くなると思いますか?」とは質問をしませんでした。









もし私が「上司からは作業が遅いと言われますが、どうすればもっと作業が早くなると思いますか?」と質問をしたとすると、Wさんは作業スピードを早めることだけに対しての解決案を考えます。たとえば、走って品物を運ぶとか、一心不乱に作業に集中するとか、賞味期限や値段を気にせずに品出し陳列だけを意識して作業をするとか、作業中にお客さんに質問をされたら必要最低限の事だけ答えるとか・・・







これでは Wさんの表の面(作業が遅い)だけ 切り取って治そうとする方法ですので、裏の面(お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする)までも消し去ってしまいます。









先ほども言いましたが、私達は表裏一体・ワンセットなんです。









表の自分が嫌だから 表だけを直したい。





裏の自分はダメな自分だから 裏の自分を消し去りたい







例え そう思っても 表の自分だけを無くしたり、消し去ったり、顔を出さないようにしたりするのは無理です。裏の自分だけを無くしたり、消し去ったり、顔を出さないようにしたりするのは無理です。











表の自分がいるから 裏の自分がいる





裏の自分がいるから 表の自分がいる











Wさんも 単に表のWさん(作業が遅い)だけを切り取って直したり、作業工程を効率化したりすると、裏のWさんが大事にしていた賞味期限や値段、陳列棚の汚れやお客さんへの質問対応などもなくなってしまう可能性があります。







だから、私はWさんに 「上司からは作業が遅いと言われますが、Wさんは何を大事に作業をしているのですか?」と質問を私は投げかけたんです。







Wさんの表の面(作業が遅い)だけ でなく裏の面(お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする)を知る為に、、、







そして、Wさん自身にも Wさん自身の表の面(作業が遅い)と裏の面(お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする)を自己認識してもらう為に、、、













表の面と裏の面 両方を持って、「では どうすればいいかな?」と進んでいく事が大事です。









自分品質向上委員会のみなさんなら、あの人の一面的な面だけで判断する事はないでしょうけど、是非 この機会に二面的(多面的)に人を捉える事を再度意識してみましょう









そして、自分自身も 表の面と裏の面があるという事を、また、表のあなたと裏のあなたでワンセットであるという事を感じてみましょう♪











2012年08月27日(月)更新

240827 その気持ち(感情)は本物なの?


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





朝晩は随分と涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い日が続きますね♪







では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第56回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。







今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 コーティングされた感情 」 です。











地球上に生存している生き物(動物)で多種多様な感情を持つことが出来るという事が 、【 人 】 と 【 人以外の動物 】 との大きな違いであると唱えた人もいるくらい、 私達にとって 【 感情 】 は切り離す事が出来ない要素であり、人とコミュニケーションを交わしていく上で、そして自分とコミュニケーションを交わしていく上で重要な要素です。









あなたは



自分の感情と



上手に付き合えていますか?









以前の私は 自分の感情と上手に付き合う事が下手な男でした。今は 結構 上手に付き合えるようになってきたかなぁ~・・と思えるようになってきましたけどね♪







以前の私は






・感情的に振る舞うのは恥ずかしい事でる






・男なんだから 悲しみを人前で表現するのはみっともない






・嬉しい事を体全体で表現するのは大人らしくない






・人前で怒る事はかっこが悪い










という考えをしていました。





しかも、長男だからしっかりしていなければいけないという思いや仕事が会計事務所での税理士補助業務をしていたので常にクールでいなければいけないという思いもありましたから、喜怒哀楽などの感情をあまり表現することをしないコミュニケーションスタイルでした。







そんな私でも、生活をしていて 楽しい事・嬉しい事・悲しい事・困った事・焦った事・辛かった事はありましたので、心の中ではその感情を感じていました。でも その感情を 表情や言葉、態度などで極力見せないように抑え込んでいた訳です。













私達は 「オギャァ~~~!」と生まれた時には、自分の感情にとっても素直ですし、素直に表現をしています。







オシメが濡れて気持ち悪いから「オギャァ~~」と泣く





お腹がすいたから「オギャァ~~」と泣く





眠たいから「オギャァ~~」と泣く





不安な気持ちになったから「オギャァ~~」と泣く





お腹一杯になって満足したから「スヤスヤ」と眠る





お母さんに抱っこされて気持いいから「スヤスヤ」と眠る





色々な人にあやしてもらって嬉しいから「ニコッ」と笑う









赤ちゃんの時には自分の感情 むき出しですよね。





そして大きくなるにつれて、湧き出てくる感情も多様になります。





その成長する過程で、色々な感情を感じる事を体験を通じて学んでいく事になります。













幼稚園や保育園でお友達との関係で、イライラする感情を得たり、一緒に楽しむという感情を感じたりしていきます。







小学校に入り あいつには負けたくないという感情を得たり、自分の思い通りに周りが動いてくれない事によるイライラやモヤモヤ感を感じたり、クラス一丸で手に入れた運動会の優勝にみんなで手に入れる事の喜びを感じたりしていきます。







中学校、高校に入り、あの子の事が好きかも?という感情にウキウキしたり、ガックリと落ち込んだり、試験前にドキドキしたりソワソワしたりを感じたり、自分には無理かもしれないという壁にぶつかり怖くなったり、仲間が支えてくれる事による安心感や一体感を感じたりしていきます。







社会人になって、お客さんが喜んでくれる姿を見て嬉しさを感じたり、充実感を感じたり、仕事でミスをして逃げたしたいくらいの苦しさや自分の不甲斐なさを感じたり、頑張る自分を認めてくれてことによる満足感を感じたりしていきます。







大人になって、この人を幸せにしてあげたいという愛おしさを感じたり、ハグして相手の体温を感じることによる安らぎ感や癒し感を感じたり、守るべきものが出来て体の中から湧き上がってくるエネルギーを感じたりしていきます。













そう! 【 感情 】 は人との関わり合いの中から生まれ、人との関わり合いの中から感じ、人との関わり合いの中から育まれれていきます。









そして、人との関わり合いの中で 【 感情との付き合い方 】 も学んでいきます。









この、人との関わり合いを通じて 「自分の感情とどう付き合えばいいのか?」を学習していくのです。













素直な付き合い方を多く体験してくれば、感情と素直に付き合えるコミュニケーションスタイルになります。





素直に付き合う事ができない体験を多く体験してくると、素直な本物の感情を別の感情等に変換したり、素直な本物の感情を隠して別の感情でコーティングして表現することを学んできますので、自分の本物・素直・本心の感情にコーティングをして、自分の本物・素直・本心の感情とは別の感情表現をするコミュニケーションスタイルを確立させます。





人によっては コーティングは一層だけではなく、何層になる事も・・・











人とコミュニケーションを交わしていく上で、「感情」は重要な要素です。







相手と素敵なコニュニケーションを交わしていくためには、相手を理解することが前提です。相手を理解するという事は相手の考え方や思っている事、感情を理解する事です。







そして、相手を理解するためには 実は まず先に自分を理解しないといけないのです。











なぜ、相手の人はそう考えるのか?





なぜ、相手の人はそんな行動をするのか?





なぜ、相手の人はそんな事を言うのか?









相手を理解するにはこれらの「理由」を知る必要があります。でも、この「理由」をその人に聞いても正直に教えてくれるかどうかはわかりませんよね。









「そんな事 いいじゃん!!」





「なんであんたに理由を言わないといけないの!!」





「しらないわよ! イヤなものはイヤなの!!」









その人を拉致して 自白剤を打って拷問にかけることが出来れば 「理由」を言ってくれるかもしてないけど(笑) そんな事は出来ないですし、本心を言いたくなくて相手が嘘を言ったとしても、その嘘を100%見破る事は私達にはできません。





じゃぁ~ どうしたら 相手を理解することが出来るようになるのか?











その為に、まず自分を理解することに取り組むんです♪











自分とのコミュニケーションだったら









「なぜ 私はそう考えたの?」 と



自分に問といて 納得できるまで質問を繰り返せばいいでしょ










「なぜ 私はそんな行動をしたんだろ?」 と



分に問いて 納得できるまで質問を繰り返せばいいでしょ










「なぜ 私はあんなことを言っちゃったんんだろ?」 と



自分に問いて 納得できるまで質問を繰り返せばいいでしょ









自分が自分に問うのは 24時間 365日 いつまでも出来ますし、いつまでも無制限にできます。





自分だから自分で嘘を言えば自分で分かるでしょ。





拉致する必要もないし、自白剤を打つ必要もないですし、24時間365日の密着ガードで常にベッタリとくっついて問答を繰り返すことができますからね♪











自分は素直に感情を表現しているだろうか?








今のこの感情は本物の感情だろうか?








感情にコーティングしちゃっているかも?








こんな時は本物の感情、本心は出しにくいんだよね








この人とは本物の感情で話ができるけど、この人とは感情をコーティングしちゃうな








この感情は素直に表現できるけど、この感情はコーティングして隠しちゃう傾向があるな













そうして、自分を知り、自分の考えの傾向、自分の行動の傾向の根本にある 【 自分の感情の傾向 】 が理解できると自然と相手も理解できるようになっちゃうんです。











「あぁ~~ きっとこうなんかもしれないなぁ~・・・」





「あぁ~~ 自分と同じような事を感じているかも・・・」





「あぁ~~ 我慢しているんだろうなぁ~・・・」





「あぁ~~ 苦しくて辛かったんだろうなぁ~・・・」









って 自然と感じれるようになります。そうなると自然と相手への理解が深まります。

















私の元クライアントさん(仮にAさんとします)で「怒りの感情」を上手く表現できない方がいました。





Aさんはいつもニコニコして朗らかな人です。





っていうか 「朗らかな人」だとみんな思っていました。





でもAさんとコーチングセッションをした時に、「実は私は怒りを常に抑えているんです」と話しをしてくれました。





Aさんは、小学生の頃、家庭でご両親から「怒る事は良くない事だ」と躾けられてきたそうです。だから、家庭内でも学校でも本当は怒りたい時でもグッと我慢をする事をしてきたそうです。たまに我慢が出来なくて自分の怒りを表現するとご両親(特に母親から)からひどく叱られたそうです。





Aさんの内心には「怒り」があるにもかかわらず、その「怒り」を表現できないジレンマに落ちてどうする事も出来なくなり、その結果「内心は怒っている」けどその怒りを抑え込んで表面上は穏やかにしているという表現方法を学んだのです。





Aさんにすると 本心は「怒り」にもかかわらず、表面上は穏やか・朗らかというギャップを常に生じさせていました。





しかし、「怒りを抑えつける」という事はまるで、風船を水の中に沈ませる事と一緒で、上からかなりの力で押さえつけないと風船は水の中に沈みません。そして、沈めた風船は浮き出ようと反発をしてきますから常に風船を押さえつけていなければなりません。そしてちょっと気を緩めると風船は物凄い勢いで水の中から飛び出してきます。





これと同じことがAさんにも起こるのです。いつも朗らかなAさんなのですが、半年ごとに自分でもどうしようもないくらいの「怒り」がこみあげて爆発してしまうそうです。いつもの朗らかなAさんには想像もつかないくらいに超攻撃的なAさんが半年ごとに顔を出すそうです。





Aさんも自分の感情と上手に付き合えていなかったんですね。本物の感情をコーティングして感情表現を変換させていたんです。













別の元クライアントさん(Bさん)は「不安の感情を」を上手く表現できなくて、「不安」をコーティングして「怒り」に変換をさせていました。





Bさんは仕事の上で何か不安材料が出てくると、部下に対して怒鳴る事をしていました。





部下にしてみればある意味八つ当たりですので、物凄く迷惑な話ですよね。Bさんはその「不安」という感情を素直に表現できず、その「不安」を解消するための相談や依頼、お願いが出来ませんでした。





時には納入業者にも納期の不安から、「どうなっているんだ!!」と怒ってしまう事も・・。納入業者には「少しでも早く納品してください。お願いします」と頼べば何とかしてくれる可能性があったにもかかわらず、「不安」をコーティングして「怒り」に変換させてしまう表現方法をしてしまう傾向がありました。













私達はAさんやBさんのように、時として本心本物の感情を表現せずにコーテングしてしまった別の感情で表現している事があります。











子供が心配だから思わず怒ってしまう





彼女彼氏が好きだから焼きもちを焼いてしまい、キツク当たってしまう





好きだからこそ、苦しくなり憎くなる





不安を怒りで表す





悲しいのに 笑って誤魔化す





愛おしいのに 冷たく接する





嬉しいのに クールに対応する













その表現している感情は本物本心の感情なんだろうか?





もしかして 何かを隠すためにその感情を表現しているのではないか?









ちょっと 相手の感情に流される、相手の感情をそのまま受けるのではなく、一歩立ち止まって見てあげる事が私達自分品質向上委員会のみんなには必要ですね。











でも、相手の感情が本心本物なのか? コーティングしてある感情なのか? 判断がつかないです っていう声が上がってくるかもしれません。





その時は、その感情が 「その問題や現状・現象を解決できる感情」であれば本物本心の感情です。









Aさんの場合であれば、コーティングした朗らかな感情ではAさん自身の「抑えつけるストレス」は解決・解消は出来ません。「怒る」事を表現できる時に表現出来ていれば、怒らなければならない状況と遭遇する機会も減ったでしょうし、そうすれば怒りを抑えつける事も減ったでしょうから 突然の爆発・怒りの大噴火も起きないでしょう。





Bさんも不安の感情を表現していれば、その不安の問題の解決方法が見つかりやすいでしょうし、助け船を出してくれる人も出てくるでしょう。













さて、あなたは 自分の感情を上手に付き合えていますか?








あなたのその感情は 本物? コーティングしてある?

























あっ!でも 「コーティングされた感情」は 【 コーティングしなければならない事情 】 があったからコーティングされている訳ですので、なんでもかんでもコーティングを剥がして本物の感情を露出させることがいい事ではない という事も気に留めておくことが大事ですよ♪











 

2012年08月20日(月)更新

240820 濁った雫(しずく)でもいいや! もらえないよりはマシだっ!


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





今年のお盆休みを無事に終わりましたね。皆さんはお盆休みはいかがでしたか?





私は毎年の如く 三島夏祭りにドップリ浸かったお盆休みでした♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第55回目をお送りします。









あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 欲求を満たす行動 」 です。













前回からの続きですが、「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たしたい 】 という欲求を満たす為に、私達は全くもらえないよりは 濁っててもいいからもらえればいい。背に腹は代えられない。と考えて泥水のように濁った雫(しずく)をもらえるような行動に走ります。とお伝えしました。









それはどのような行動なのかといいますと、










1.自分が何らかの行動をして








2.その行動等で相手が嫌な思いをしたり、困ったりして








3.その相手から怒られる言葉をもらう 又は 心配してもらう












という行動です。











文章で表現すると、「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たしたい 】 という欲求を満たす為の行動とは思えない気がしますよね。







前回の話に出ていた 「ありがとね♪」とか、「頑張っているね♪」とか、「好きだよ♪」とは 真逆の





「何をしているんだ!!」





「それはダメでしょ!!」





「何でそういう事をするんだ!!」





「大丈夫? できる? 無理しないでね」





「大変ですね。平気ですか?」





みたいな言葉しか返ってこないですよね。











でも、ここが 私達人間の心の不思議さなんです。















約束した時間になっても来ない。いったいどうしたんだろ?途中事故でもあったのかな? 急に病気でもなったのかな? と心配をしてもらう言葉を貰うと、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







やってはだめだと言われている事をして、「何やってんだよ!!」と怒られると、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







「もう 私には無理、できません。」と言うと、「そんな事ないよ あなたなら出来るよ!」と励ましてもらうと、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







「ゴホッ ゴホッ ちょっと具合が悪いんです。」と伝えると「大丈夫? 心配だな。病院はいった?」とか心配をしてもらうと、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







「ばかやろーーーー!! なんでお前は言われたことをキッチリしないんだ!!」と怒られると、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。













なんだか、この上の例を見るとどれも「心の充足感」という言葉からはかけ離れている状況ですし、どう考えても「心が満たされる」ような言葉はかけてもらえませんよね。







でも、この上の例に共通している事は、 叱責、罵詈雑言、心配でも「自分に注意を向かせる」という共通点があります。









この「注意を向かせる」 = 「自分を見てくれる」 = 「例えマイナス的な要素・内容でも、自分の存在を認知してもらえる」 という事をしているので、【 自分の存在 】という満足を得られるのです。







不思議ですが、怒られるような状況でも 【自分に意識を向けてくれる】 という状況は、【 存在認知欲求 】 を満たすことになります。











誤解しないで読んで欲しいですが、







” 常にこのような行動する時 = 存在認知欲求を満たすこと ” ではありません。







単に時間に間に合わなくて遅刻しちゃう時もありますし、ダメだと言われたことをすっかり忘れていてしちゃう事もあるでしょうし、本当にムリな時もあるでしょうし、ただ体調を崩してしまった時もあるでしょう。





ここでのポイントは裏のメッセージ(自分に意識を向けてほしい:存在認知欲求)があるときの行動という事です。







そして、この時の雫(しずく)は きれいな純粋な水の雫(しずく)ではなく、泥水のように濁った雫(しずく)なんです。











本当に変な感じですよね。










怒られている、出来ない男(女)、冴えない男(女)、頼りがいのない人と見られているのに、心の充足感を感じれるなんて・・・











普通に きれいな水の雫(しずく)を得られている人には、この泥水のように濁った雫(しずく)は全く不要ですし、そんなモノで充足感が得られるなんて思わないでしょう。







しかし、きれいな水の雫(しずく)を得ることができない人、得ることが出来にくい生活環境や状況にいる人にとっては、この泥水のように濁った雫(しずく)は 雫(しずく)を全くもらえないよりはマシなんです。







この雫(しずく)は【 人と関わる = 対人関係 = コミュニケーションを交わす 】 事によって得られると前回説明しました。









だから、泥水のような濁った雫(しずく)を得ている人は







泥水のような濁った雫(しずく)を得るように人と関わります






泥水のような濁った雫(しずく)を得るような関係づくりをします






泥水のような濁った雫(しずく)を得るような コミュニケーションの交わし方をします。







なんだか、そんな人って 正直、イヤですよね。素直じゃないし、言う事をきかないし、約束は守らないし、決められた事はしないし、自己中ですし、身勝手ですし、怒りっぽいし、天邪鬼ですし、ひねくれているし、・・・・







でも、その人は 泥水のような濁った雫(しずく)しか得ることが出来ない状況や生活環境だったから、泥水のような濁った雫(しずく)を得る方法しか知らないんです。













素直じゃない自分でいる事によって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







約束を守らない自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







身勝手な自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







ひねくれものな自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







私はダメな人間なんですという事をアピールすることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。















悲劇の主人公、逆境のプリンス、苦境のヒロイン、を演じれば、みんなに心配してもらえれば 声を掛けてもらえる、相手にしてもらえる。






ダメ人間を演じれば、怒られるけど 声を掛けてもらえる











例え、泥水のような濁った雫(しずく)でも、まったくもらえないよりはマシなんです。心の中にある2リットルのペットボトルを一杯に満たしたいと欲求を満たす為には、泥水のような濁った雫(しずく)でも仕方がないんです。













なんで そんな事するんだろ?








何でわざわざ 怒られるような事をするんだろ?








素直になちゃぁ~~いいのに・・・








約束を守ればいいのに・・・








そんなに難しい事ではないのに・・・















って 思う人いますよね。濁っていないキレイな雫(しずく)を日常的にもらえている人には、この泥水のような濁った雫(しずく)でもいいという感覚は分からないでしょう。









不思議でしょうけど、これが私達 人間なんです。















ここで 自分品質向上委員会的な関わり方が大事になります。









キレイな雫(しずく)をもらえている人はそのままでいいでしょうけど、この泥水のように濁った雫(しずく)をもらおうとしている人がいたら、









「そんな方法をしなくても、あなたの心の中にある2リットルのペットボトルを 【 一杯に満たす 】 方法は他にも色々とありますよ♪」って是非 教えてあげてください。











素直じゃない自分でいる事によって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、素直なあなたになればキレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







約束を守らない自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、約束を守るあなたになればキレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







身勝手な自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、相手の事も自分と同じように大事にしようとするれば、キレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







ひねくれものな自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、相手を批判・評価せずに受け入れる事をすればキレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







私はダメな人間なんですという事をアピールすることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、本当のあなたはダメ人間じゃないのに、そんなダメ人間を演じる事をしなければ、キレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪











キレイな雫(しずく)を得る方法を体験的に知らなくて、泥水のような濁った雫(しずく)を得れる方法を体験的に学んできているから、泥水のような濁った雫(しずく)を得る方法を実践しているだけなんです。









「他にも方法はあるよ♪」 っと 他の方法を教えてあげてください。







泥水のような濁った雫(しずく)を得るのか? キレイな水の雫(しずく)を得るのか?は 自分が選択できるんです。







そして、どうせ ポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)を貰うのであれば、気持ちがいい方法で、嬉しくなる方法で、笑顔が飛び交う方法で、心が温かくなる方法で、お互いが幸せになれる方法で 貰う方が いいと思いませんか?











泥水のような濁った雫(しずく)を得るのか? キレイな水の雫(しずく)を得るのか?は 自分が選択できて、自分がどう行動するかはできるんです。







「そんな方法をしなくても、あなたの心の中にある2リットルのペットボトルを 【 一杯に満たす 】 方法は他にも色々とありますよ♪」って是非 教えてあげてください。











 

2012年08月13日(月)更新

240813 心の中にある2リットルのペットボトル


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





昨日から息子がボーイスカウトのキャンプに行っています。





子供が親から離れて活動する事はとっても大事ですよね。たった2泊3日のキャンプですが たくましくなって帰ってくる息子を楽しみにしています♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第54回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 心の充足感 」 です。













さて、、、、ちょっと 想像してみてください・・・







あなたの心の中に 【 2リットルのペットボトル 】 があるとイメージしてみてください。























イメージできましたか?

















この 「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たしたい 】 という欲求が、私達のすべての行動の原動力となります。















営業を頑張って新規のお客様と取引が成立したら、ポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







約束事を守って、ありがとう! と言われるとポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







コツコツとやり続けている事を認めてもらえて 頑張っているね!と言われるとポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







お客さんに喜んでもらえるとポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。











こうやって、喜びや認めてもらえた嬉しさ、頑張った事への承認などをしてもらえると 「心の中にある2リットルのペットボトル」 に 一滴 一滴 と雫(しずく)が溜まっていきます。







この 雫(しずく)が溜まっていく事が 心の充足感になります。













だから、







「ありがとう」








「頑張っているね」








「●●さんがいると安心出来るね」








「好きだよ」








「本当に助かりました」








「よっかたぁ~」










とか言われると 嬉しいでしょ♪  そういう言葉や笑顔などを相手からもらえると どんどん あなたの心のペットボトルに水が溜まって行くから、どんどん 心が満たされていくんです。









これは 前回の「存在承認」にも繋がる事でして、自分自身の存在を認めてくれた、気にしてもらえた、というメッセージをもらえると 一滴 また一滴と雫(しずく)が溜まっていき、心が満たされていくんです。







そして、これは



【 人と関わる = 対人関係 = コミュニケーションを交わす 】



事によって得られるという事が重要なんですよ。



この 一滴の雫(しずく)は 人との交流によって 得られます。







だから 私達は心の充足感を得るためには、 人と関わらないと満たされないんです。











そうは言っても、一人が好き・一人でいることが好き という人もいますし、他人と関わることが嫌い・不得意 という人もいますよね。一人でいる方が気が楽だし、煩わしくないから とか言って・・・













でも、人と関わることがイヤだから一人でいると、なかなか心のペットボトルを雫(しずく)で満たすことが出来ません。だから、余計 欲求不満になり、イライラ、モヤモヤ、ウニウニした心になるから、さらに、人との関わりが煩わしくなり一人でいる方が気楽だと思い一人でいるけど、一人でいるから一向に心のペットボトルには ポタッ♪ と雫(しずく)が落ちてこないから、心が満たされず欲求不満から攻撃的になったり自暴自棄的になったりするので、周りの人もその人に関わるのをやめたいと思ったり近づくのをやめようと思うので、余計に孤独になるので、ペットボトルには ポタッ♪ と雫(しずく)が落ちてこなくなり・・・・  と 負のスパイラルにはまっちゃうんです。













さて、この 一滴 一滴の 雫(しずく)・・・





この 雫(しずく)にはきれいな水の雫(しずく)泥水のような濁った雫(しずく)があります。









きれいな水の雫(しずく)でも泥水のような濁った雫(しずく)でも、「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たす 】 事は出来ますよね。











きれいな水の雫(しずく)は





「ありがとう」





「頑張っているね」





「●●さんがいると安心出来るね」





「好きだよ」





「本当に助かりました」





「よっかたぁ~」







こういった言葉や人の役に立つ行動をしたり、気遣いが出来る行動をしたり、相手を元氣にさせたり、幸せにさせたりする行動をした時に ポタッ♪ と溜まる雫(しずく)です。







大体、この2リットルのペットボトルで75%~80%以上に雫(しずく)が溜まると、生き生きとして楽しく幸せや充実感を感じながら生活していけるそうです。





75%~80%以上に雫(しずく)が溜まってくると、「自分は愛されているんだ! 自分は価値ある存在なんだ!」という自己承認が出来るようになります。75%~80%以上に雫(しずく)が溜まるという事は、自己承認のストックがそれだけあるという事にもなるんです。









こういう きれいで澄んだ雫(しずく)は沢山溜めたいですよね。でも、私達の生活では、常にこのきれいで澄んだ雫(しずく)を溜めることが出来ません。











それは なぜか?











・・・・・・・・・・・・・・・・










・・・・・・・・・・・・










・・・・・・・










・・・・













それは、 先ほども説明しましたが、 【 人と関わる = 対人関係 = コミュニケーションを交わす 】 という 人との交流によってのみ得られる雫(しずく)だからなんです。









相手にとって役に立つ行動をしたり、気遣いが出来る行動をしたり、相手が元氣になったり、相手が幸せを感じたりする行動をして、かつ その相手から 「ありがとね♪」「よかったぁ~♪」などの声をもらった時に生まれる 雫(しずく) だからです。結構 ハードルが高いんですよね。













1.自分が何らかの行動をして






2.その行動等で相手が喜んでもらい






3.その相手から「ありがとね♪」などの言葉をもらう









独りよがりの行動や考えではもらえないんです。仮に相手の人が恥ずかしがり屋だったり、無頓着な人や自己中的な人だとしたら、ほとんどが相手から「ありがとね♪」という言葉はもらえないでしょう。









そうなると、なかなか 「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たす 】 という欲求が満たされなくなります。心の充足感は得られず、逆に欠乏感さえ感じてしまいます。











でも、 一杯に満たしたい!





だけど、相手から言葉がもらえない





でも、 雫(しずく)が欲しい





だけど、相手は自分を認めてくれない





でも、 相手からの言葉が欲しい・・・











じゃぁ~ どうするか・・・?









その時に私達は、泥水のように濁った雫(しずく)でもいいから 心の中にある2リットルのペットボトルを一杯に満そうとします。








全くもらえないよりは 濁っててもいいからもらえればいい。背に腹は代えられない。と考えて泥水のように濁った雫(しずく)をもらえるような行動に走ります。













さて、その行動は・・・・  話しが長くなるので次回にご紹介しますね♪







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・クライアントの意志決定支援パートナー ・企業と人財を元氣にするパートナー

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個人プロフィール

1969年11月生まれ静岡県立三島南高等学校 卒業大原簿記学校 卒業大原簿記学校卒業後、都内の会計事務所に2年間勤務。在職中、法人・個人合わせて約25件の顧問先の会計指導・サポート・税務申告サポート等の業務を担当地元に戻り、実家の食料品スーパーを継ぐ。ストアコンセプトを「地域密着店」とし、顧客...

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