大きくする 標準 小さくする

2012年09月24日(月)更新

240924 「私は何事も自信が持てないんです!! 自信を持てない事には自信があります!!」


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





先日、左足の脹脛を痛めてしまいました。ふくらはぎって 「脹脛」 こんな漢字なんですね。正直 読めません(笑)





肉離れではないですが、なんだか足がつった(痙攣)後のような 鈍痛が残っています。





身体のメンテは大事ですけど、私のように鍛えようと思って痛めてしまわないように気を付けてくださいね(笑)









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第60回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 思い込みの法則 」 です。









//////////////////////////////////////////////////







私は仕事に関しても、自分の人生に関しても、恋愛に関しても、何に対しても 自信を持つことが出来ないんです!





それは本当ですか? どんな事に対しても全くの自信はないの?





はいっ!! 全く自信が持てないんです!





どんな事でも?





はいっ! 自分に自信を持てない事に関しては 自信があります!!





んんんっ????? 「自信が無い事」には自信があるの?





はいっ!!





じゃぁ~ 「何に対しても」ではないよね。 「自信が無い事」には自信があるんだからね♪





そっ・・・  そっ・・・  そうです・・・  ねぇ~・・・







//////////////////////////////////////////////////











自己啓発系の書籍や心理コミュニケーション系の書籍によく掲載されているような会話例ですが、私達は「思い込みによる心理効果」の影響をかなり受けているんです。







私が昔 ある企業の社員研修で面談した(コーチングセッションした)幹部候補社員さんに、まさにこの「自信が持てないんですパターン」の方がいましたよ。ほぼ同じような会話を交わした記憶があります(笑)









私の母の例ですが、私の母は 「はぁ~・・・(と ため息をつき、下向き加減で) なんだか 鬱(うつ)に(うつ病)になるかも・・・」といって、自ら憂鬱になっていく天才でした(笑)





長年リュウマチを患わっていましたので、リュウマチを患わって自分の身体が思うように動かない事による辛さや悲しみ、薬による副作用もあったと思いますが、彼女は「自ら宣言」して、自ら鬱(うつ)状態になっていくのです。





傍から見ている息子の私が、「ねぇ~それって、 ” 鬱(うつ)になりそう ” ではなく、 ” 鬱(うつ)になろうとしているんじゃないの? ” 」と 言うと、





母は 「 そんな事はないよ。 だって、気分が滅入っているんだもの。だから きっとこのままでいくと 絶対に鬱(うつ)になるよ」と言います。





そして私が 「 病気で気が滅入っているのは分かるけど、ため息ついて、夢も希望もないような顔して、”鬱(うつ)になるかも” なんて言っていれば、だれだって鬱(うつ)になるし、誰だって鬱(うつ)になれるよ。」と言うと、





母は 「 あんたには私の辛さがわからないのよ。鬱(うつ)になるっていったら 鬱(うつ)になるのよ!!」









こんな 会話を2~3か月に1回のサイクルで母としていました。









自分品質向上委員会のみなさんなら、この会話(私の母の意見)の 可笑しさ は分かりますよね(笑)









私の母は、 「自分は鬱(うつ)になりそうだ」 と 勝手に自分で思い込んで、思い込んだ通りに鬱(うつ)になっていきます。しかも 力強く(笑) 自信たっぷりに(笑) 鬱(うつ)に突入していくんです。(笑)











まさに 「思い込み」ですよね。







まぁ 私的には 「鬱(うつ)になりたいんだろうから、鬱(うつ)にならしとけばいいや♪」と思って、鬱(うつ)にさせてあげていましたけどね(笑)















「思い込み」は私達の身体や考え方、または 見え方、心理にすっごく影響を与えます。










「思い込み」は私達を盲目にします。








「思い込み」は私達の思考を頑固にします。








「思い込み」は私達の可能性を自ら閉ざします。








そして








「思い込み」は私達の本当の力を開放します。















皆さん【 プラシーボ効果 】という言葉知っていますか? プラセボ効果とも言います。







プラシーボ効果は 病気に対して薬理的な作用を持たない乳糖やデンプンなどの粉や生理用食塩水などをお医者さんが「これはあなたの頭痛によく効く薬です」と言って患者さんに飲ませる事により、お医者さんの言葉を信じて「あの先生が出してくれたお薬なんだから 絶対に効くはず」と思い込んで服用すると、その病気の症状が緩和されたり治ったりするという話で知られている言葉です。







これは まさに 「思い込み」ですよね。 まぁ 病気やお医者さんの薬の場合は 患者本人の思い込みに先生に対する信頼や安心も加わっていますけど。







しかし、この場合、身体に無害な乳糖やデンプン、生理用食塩水を服用するけど病気が治ってしまうのです。しかも 副作用の心配もなく。







また、この逆もあるそうです。







本当にその病気に効く薬の作用を持つ薬を調合して出してあげても、患者さんが「こんな薬では自分は治らない」とか「あの先生(あの病院)はあてにならない」と思い込んでいると、本来は薬理作用のあるはずの薬なのに全く病気が改善されないという事もあるそうです。















はじめに記載した自信が持てない人の例にしても、私の母の例にしても、プラシーボ効果の話にしても、どれも「思い込み」がその人の思考や気持や身体に影響を与えています。











自信が持てない人の例では、「思い込み」が自分の可能性や出来ている事に対して盲目にさせています。そして、思考を頑固にもさせています。







私の母の例では、「思い込み」が鬱(うつ)にさせています。というか、私の母の本心は 「鬱(うつ)になりたい」という思い込みがあったから鬱(うつ)になったんですけどね。







プラシーボ効果の例では、「思い込み」が病気を治したり、治るはずの病気が治らなかったりしています。「思い込み」が本来私達が持つ自然治癒力を引き出したり潜在的に持っている自分で自分を直せる能力を開放したりします。また、逆の場合は本来持っている可能性や自然治癒力を自らが閉ざしている事になります。

















「 思い込み 」 って



ホント  すごいですね(笑)











「思い込みの仕方次第」で プラスにも マイナスにも なるんですよ。













しかも、、、











「 思い込み 」 は 自分が 【 思い込む 】 訳ですから、自分で 【 選択できる 】 って事が 本当にすごい事なんです。





















自分は何事にも自信が持てないと思う選択をすれば 自信が持てない自分になれる訳です。





しかし、 「あっ! 自信が持てないという事には自信が持てているんだから、自分は何事にも自信が持てない訳ではないんだな」と気付けば、少しは自信が持てる自分になれるんです。









鬱(うつ)になると選択すれば お望みどおりの鬱(うつ)になれる訳です。





しかし、鬱(うつ)になっても何にも楽しくないし 余計 気分が滅入る事を理解して、鬱(うつ)になる選択を自分がしている事を気付けば、鬱(うつ)にならない生活を自ら選択できるのです。















大事な事は 「思い込み」は私達を 盲目にし、頑固にし、可能性を閉ざしますので、自分では気付きにくいという事です。だから、周りから見ている人が 「それって あなたの思い込みだよ。どちらを選ぶのかは自分で決めれるんだよ」と教えてあげることが必要なんです。









その、気付きを与えてあげれるのが そう! みなさん! 自分品質向上委員会の みなさんなんです!











是非 盲目になっている友人 知人に 「ちょっと待って! それは 思い込みじゃないの?」と気付きのチャンスボールを投げてあげてくださいね♪







2012年09月17日(月)更新

240917 ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪


お世話にります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





先日、超ぉ~~~久しぶりに カラオケを歌いました。しかも、温泉街の中で、しかも 脇道に入っていったスナックで。。。





お客さんは ご近所に住んで居るという人生の大大先輩方々。皆さん カラオケで歌っているのが 石原裕次郎や沢●●(なんだっけ? わすれちゃいました)とか往年の大スターの歌。





歌える曲が少ない私にとっては ある意味 超プレッシャー(笑)





思わず20数年、当時働いていた赤羽の会計事務所の上司に江古田のスナックに連れて行ってもらった頃を思い出しましたよ(笑) 当時の私は二十歳。スナックではカラオケをBGMに私の年齢の倍以上もある 淑女のれでぃと無理やりダンス





いやぁ~ 懐かしいなぁ~~~(泣)









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第59回目をお送りします。









あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。







今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 ブーメランの法則 」 です。











ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪





きっとあなたは戻ってくるだろう♪









と カリッと音がするほど小指をかんで痛い思いを忘れないようにする 西城秀樹さんのブーメランストリートの法則です。 
























・・・・  違います。 ウソです。







この曲、、、 出の「ブーメラン♪ ブーメラン♪・・・・」の部分は確実に記憶に残っているのですが、歌詞の中は全然記憶にないんですよね・・・















西城秀樹さんのブーメランストリートの法則は、、、、ではなくて 【 ブーメランの法則 】 は返報性の法則とも言われますが、コミュニケーションにおいて、自分のしたこと、感情などは自分が発信したら自分に戻ってくる(返ってくる)という法則でして、どちらかというと、 【 自分とのコミュニケーション 】 に関しての法則です。












おもちゃを片付けない子供を見て イラッ と来て、「なんで片付けないのっ!!」とイラつきの感情と怒りの感情を子供に投げると、子供が面倒くさそうに不機嫌な顔でダラダラとおもちゃを片付け始めるけど、またその様子を見て 更にイラッ と来る。







この時 概して親は 「子供が約束通りにおもちゃを片付けないからイラッとさせられて、怒ると余計イライラさせられる」と表現します。







でも それって 本当にそうなんでしょうか?















テレビのニュースで 「景気の回復はいまだ兆しが見えず、厳しい生活が続きそうです。」というコメントを経済評論家が言っているのを聴いて、「はぁ~~~~~~ぁ・・・ まだまだ景気回復しそうにないのかぁ~・・ 気が滅入るよなぁ~」とつぶやき、気分が落ち込む。







この時、概して私達は、「景気が回復しないという事を聴いたので気が滅入って落ち込んだ」と表現します。







でも それって 本当にそうなんでしょうか?















上記の事は 「一般的には」そうかもしれません。









しかし、心理的に素敵な自分に成ろうとしている私達は「一般的なコミュニケーション」ではいけませんよね。 素敵なコミュニケーションを取る必要がありますよね♪

















子供が片づけをしていない。約束を守っていない。のは事実です。でも、その時に親の私達が「なんで片付けないのっ!!」とイラつきの感情と怒りの感情を子供に投げたから、それがブーメランの如く返ってきて、余計イラついいているとしたら・・・・









景気回復の兆しが見えていない。というのは事実でしょう。多分(笑)。でも、その時に自分で「はぁ~~~~~~ぁ・・・ まだまだ景気回復しそうにないのかぁ~・・ 気が滅入るよなぁ~」とため息をついて「気が滅入る」とつぶやいたから、それがブーメランの如く返ってきて、気分が滅入っているとしたら・・・



















私達は何かが起きた時(刺激を受けた時)、その起きたことに対して何かをつぶやいたり、言ったりして気分が上がったり下がったりしています。私達の気分が上がったり下がったりしたのは(結果)、その起きた事(刺激を受けたこと)を見たり聞いたりしたからだ(原因)、と考えます。







「外的な刺激が原因で、自分の感情が影響を受ける結果になった」と考える訳です。







でも、









ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪







という 【 ブーメランの法則 】 が心理的に影響を与えているという事を知っていないから、「外的な刺激が原因で、自分の感情が影響を受ける結果になった」と考える訳です。















外的な刺激が起きている事は事実(おもちゃを片付けない状況や景気回復の兆しが見えていないという事)







それに対して、自分自身が発している言葉や態度が原因で、発した言葉がブーメランの如く自分に返ってきて、







イラついたり怒ったり、気が滅入ったりするという結果を導き出している









という事が事実なんですよ。







簡単に言えば、イラついたり怒ったり、気が滅入ったりしているのは、自分が発した言葉が原因なんです。





















いやっ!!!  そんな事はないっ!!!

















と反論をしたい人もいるかもしれませんね♪









そういう方は是非 一度 試してみてください。

















例えば、上記の子供の片付けの例で、おもちゃを片付けない子供を見て イラッ とは来たけど、「●●ちゃん♪ お約束通りにおもちゃをお片付けしましょうね♪ じゃぁ~ 一緒にお片付けしましょうか?」 と 冷静に優しく温かく子供に接したら子供はどうするでしょうか? そして あなたはどんな気分になるでしょうか?









例えば、上記のニュースでの経済評論家のコメントを聴いた例で、「景気の回復はいまだ兆しが見えず、厳しい生活が続きそうです。」というコメントを経済評論家が言っているのを聴いて、今後の不安を感じたとしたとしても、「じゃぁ~ 何をして行けば対策がとれるだろうか?」「経済はまだまだ先行き不透明だとしても、自分は今後●●を大事にして行こう」とつぶやいたとしたら、あなたはどんな気分になるでしょうか?

















コミュニケーションはキャッチボールですが、ブーメランでもあります。









あなたが 笑顔で接すれば(笑顔を送れば) 笑顔が返ってきますよね。





あなたが 不機嫌に接すれば(不機嫌を送れば) 不機嫌が返ってきますよね。









他人とのコミュニケーションを交わす前に、自分とのコミュニケーションが存在しています。自分とのコミュニケーションをどう取るかで、他人とのコミュニケーションの取り方が変わってきます。取り方が変われば結果が変わります。











自分が欲しい結果を得たいのであれば、その欲しい結果がブーメランの如く返ってくるように自分が情報を発信すればいいんです。











ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪ ブーメラン♪







きっと 返ってきますよ♪



















ただ、、、、 









恋愛ごとは 返ってこない事もありますからね。あしからず♪













私は返ってきませんでした(泣泣泣) ううっ・・・












2012年09月10日(月)更新

240910 実は私、5重人格なんです・・・


お世話にります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





先日、自宅玄関前で夕方からBBQの準備をして 食事の後に Last花火大会をしました。





間もなく9歳になる息子も3歳になる娘も 今年最後の花火を楽しんでいました。





日が暮れる前は暑かったですが、花火をやる頃にはめっきり涼しくなり、リーン リーン と鈴虫らしき虫の鳴き声も・・・





もう 秋の足音が聴こえてきましたね♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第58回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 自我状態 」 です。



















そう!! 実は私は 5重人格なんです(>_<)

















と、カミングアウトしたかのようですが、実は私だけでなく、あなたも、そこのあなたも、あそこのあなたも、あなたの大事なあの人も、あの先生も、あの俳優も、あの有名人もみぃ~~~~んな 【 5重人格者 】なんですよ











安心したでしょ♪(笑)













今日はTA(Transactional Analysis:交流分析)という、私達の思考や感情、行動などを客観的にみて心理療法などに使われている理論体系から 自分の品質を向上するための情報をご提供したいと思います。







前回の  「 240903 表のあなたと 裏のあなた・・・ 」  では、私達は誰でも「表と裏」があって、それは常にワンセットになっているんですよ! とご紹介しましたが、実は私達は 「表と裏」という二面性だけではなく、最低でも自分の中には5人の自分がいると言われています。









自分自身の事を振り返ってみてください。









ある時にはルールや約束事に対して厳しく真面目な自分がいると思えば、ある場面では枠が外れた如くハチャメチャに楽しんだり、仕事ではクールに冷静に物事を判断し仕事をこなすけど、家庭ではルーズで奥さんや旦那さんに甘えんぼで頼り切っている自分がいたりしませんか?







どれも あなた自身ですよね。







あの時の厳しいあなたも、あの時の甘えんぼなあなたも、あの時のクールなあなたも 【 あなた自身 】 ですよね。











私達は基本 自分の中に5つの人格があると言われています。







中部労災病院心療内科部長の芦原睦先生は著書「心の中の5人家族 ~ 彼らが織りなす人生ドラマ~」で自分の中にいる5人の人格を「心の中の5人家族」と表現しています。





 



中部労災病院心療内科部長の芦原睦先生は著書「心の中の5人家族 ~ 彼らが織りなす人生ドラマ~」



中部労災病院心療内科部長の芦原睦先生の著書



「心の中の5人家族 ~ 彼らが織りなす人生ドラマ~」




 







自分の中に存在している5人の人格とは







・厳しい父親的な自分





・優しい母親的な自分





・冷静な大人の自分





・ヤンチャな子供の自分





・従順な子供の自分







です。これらをTA(Transactional Analysis:交流分析)では「自我状態」といいます。









私達はだれもがこの5人が内在していて、時と場合により、5人のだれかが主導権を握ったり、このうち数人の間を瞬時に行ったり来たりしたりします。





また、人によって 5人の勢力分布がさまざまです。









この5人が 「いい塩梅」でバランスが取れている時は平穏な生活やトラブル・困惑・問題なく物事をこなしている時ですが、時に「厳しい父親的な自分」にエネルギーがつぎ込まれ過ぎたりすると自分だけでなく、周りの人や部下や子供などに厳しく当たってしまったりして、人間関係においてミスコミュニケーションが発生します。









また、「ヤンチャな子供の自分」にエネルギーが集中してしまい、「まぁ~ その位 いいじゃん!」とか言って限度を超えたり、枠を飛び出したりして怪我をしたり、社会時としてあるまじき行為をしてしまったりします。









また、時には「冷静な大人の自分」が強く出てしまい、「なんだか冷たい人だね」とか「感情を表さないから何を考えているか分からない人だね」とかの印象を持たれてしまったりします。









「240827 その気持ち(感情)は本物なの?」   でちょっと紹介した、以前の私なんかは「冷静な大人の自分」が常に強く出ていたんだなぁ~と感じますね。













さて、この5人の家族ですが、「この場面では厳しい父親になろう」とか「この時には冷静な大人になろう」とか自分が意識的にコントロールできるのがベストです。





また、ある刺激を受けて急に「従順な子供の自分」が主導権を握った時に、「あっ! いま従順な子供が顔をだしているな!」と自分で自分の状態を理解できているとミスコミュニケーションは起こりにくいと言われています。









この自我状態ですが、どれも 長所も短所もあります。







例えば 「厳しい父親的な自分」であれば、責任感があったり秩序を守ったりする長所もありますが、頑固で融通が利かない、独断的などの短所もあります。







「優しい母親的な自分」であれば、思いやりがり愛情深く何かをしてあげたいという意識があるのが長所ですが、おせっかいだったり過保護になり易かったりする短所もあります。







「冷静な大人の自分」であれば、理性的で冷静沈着な面が長所ですが、機械的だったり人情味がない面が短所になります。







「ヤンチャな子供」であれば、好奇心が強くユーモアがあり遊び上手な長所があるけど、気まぐれでわがままで好き嫌いが激しく感情的に幼い面が短所になります。







「従順な子供の自分」であれば、協調性があり慎重であり人の話しを良く聞く面が長所ですが、自主性がなく依存的だったり本心を隠して我慢をしすぎる面が短所です。











素敵なコミュニケーションを交わす人は、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という事がとても重要で、この自分に内在する5人の家族とどう上手く付き合っているか?がポイントになります。







私達が使う言葉や行動の元になっているのは、「感情」や「考え方」ですが、この「感情や考え方」は内在している5人のそれぞれの特徴から生まれています。









自分がどんな傾向があるのか? どの家族の勢力が強いのか? 逆にどの家族の勢力が弱いのか? 自分で知っているといいですね。











強い(高い)から GOOD








弱い(低い)から BAD








という訳ではありません。











強い(高い)という事は、各5人の家族の特徴が強く出ている事ですが、長所が強く出る時も短所が強く出る時もある訳です。







心の中の5人家族を知る事は、自分を評価する事ではなく、ポイント化する訳でもなく、出来不出来を知る事でもありません。





自分の傾向を知る事です。







そして、その傾向を強めたり弱めたりすることで日常生活のストレスを軽減したり、自分の長所を伸ばしたり、豊かな生活を営んでいく「セルフコントロール」を学ぶことです。









是非 自分品質向上委員会のみなさんも 「心の中の5人家族」を一度 意識してみてくださいね♪











 

2012年09月03日(月)更新

240903 表のあなたと 裏のあなた・・・


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。







先日、ある「初めて事」にチャレンジしてみました。出来るかどうか不安でしたが、実際、やってみたら、、、、、





やっぱりできませんでした(>_<)





でも 気付いた事が 一つ・・・・





出来るかどうかが不安だからやらないでいたのではなく、出来なかった時に周りの人に馬鹿にされるかもしれないという恐怖からその事をしていなかったんだと・・・・





ですが、出来なくても 別に馬鹿にされることもなかったという結果を知ったので、チャレンジしてみてよかったと思いました♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第57回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。





今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 ワンセット 」 です。













「 上司から ” お前はなんでそんなに動作・行動が遅いんだっ!! ” といつも言われるのですが、こんな自分を変えたいんです。すぐ行動出来る自分に成りたいんです!!」









という相談を受けて 半年間 私と色々話し合った方がいました。(仮に Wさん:男性 当時30代 と しましょう)









Wさんはある食料品スーパーの売り場担当者です。入社して7年目の中堅社員さんです。





Wさんとしては、「自分なりには作業スピードを上げて品出し、陳列などをしている」と言っていますが、上司から見るとどうもWさんの作業スピードは遅いと感じるらしいです。







Wさんは、品出しをしたり陳列をする時に賞味期限や値段の間違いがあるとお客様に迷惑をかけてしまう、そして、お客さまからのクレームがお店にも迷惑をかけてしまうと考えていたので、間違いが無いように、不備が無いように細心の注意を払って陳列作業をしているそうです。また、作業をしている最中にお客様から品物の売り場などを質問されると丁寧に説明をして、かつ その品物が置いてある棚までお客さんを誘導しているそうです。







それらを見ている上司は Wさんが一生懸命に仕事をしているのは理解もしているのですが、もっと作業がスムーズにならないだろうか?と思っていたそうです。(実際に Wさんの上司に ちょっとヒアリングをして上司としての考えも聞かせてもらいました)











Wさん、、、





自分としてももっと仕事が出来る男になりたいという思いもあります。自分では結構仕事は出来る方だと自己認識していました。でも、上司からは ” お前はなんでそんなに動作・行動が遅いんだっ!! ” と叱られることが度々あり悩んでいました。





Wさんからは「作業がもっと早く出来る自分になりたい。」という希望を聞いていましたが、作業を効率化うんぬんの話し合いをしたり、どの作業を省けるか?の作業工程の話をする前にWさん自身が持つプラス面にも焦点を当てて、Wさんの自己認識力を高めたいと思っていました。











そこで、私はWさんに 「上司からは作業が遅いと言われますが、Wさんは何を大事に作業をしているのですか?」と質問を私は投げかけました。









Wさんは私の質問を受けて







「 やはり 間違いの無いように品出しや陳列をする事を大切にしています。最近では賞味期限に関してはお客さんも店舗側もとても注意を払っています。ですので、補充商品を陳列する際、まだ陳列棚に残っている商品の賞味期限やその商品周辺にある別の商品の賞味期限をチェックしながら陳列をするようにしています。また、タイムセールスに絡んで値段が一日の中で上下する商品もありますので値段のチェックも同時にしています。だから私は 【 間違いのないように品出し陳列をする事 】 を大事に作業をしています」





と回答を頂きました。











Wさん、、、  ある一面から見れば 作業が遅い社員





でも 別の一面から見れば お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする社員











私達は 基本 表と裏の二面的側面を持っています。









作業が遅い を裏返せば 慎重派








相手の顔色を伺う を裏返せば 相手を気遣う








大雑把 を裏返せば おおらか








細かい事にうるさい を裏返せば 几帳面








あまり考えないでする を裏返せば チャレンジ精神旺盛













私達というより、この世の中に存在しているモノ すべて 二面性があります。







表があれば裏がある





光があれば影がある





右があれば左がある







これらは常にワンセットなんです。











カマボコをどんなに薄く切ったとしても 必ず表と裏が存在します。







巨大なエアーズロックのような一枚岩でも 必ず表と裏が存在します。







どんなに分厚く大きな壁でも 必ず表と裏が存在します。











「表」だけでは存在できないんです。





「表」と「裏」が 【 ワンセット 】 で一体をなしているんです。











だから、Wさんも







ある一面から見れば 作業が遅い社員と見えるでしょうけど、別の一面から見れば お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする社員と見えます。







慎重が故の作業スピードなのです。





お客さんの事を思い、お店の事を思っての作業スピードなのです。











だから、私はWさんに 「上司からは作業が遅いと言われますが、Wさんは何を大事に作業をしているのですか?」と質問を私は投げかけたんです。









私は「上司からは作業が遅いと言われますが、どうすればもっと作業が早くなると思いますか?」とは質問をしませんでした。









もし私が「上司からは作業が遅いと言われますが、どうすればもっと作業が早くなると思いますか?」と質問をしたとすると、Wさんは作業スピードを早めることだけに対しての解決案を考えます。たとえば、走って品物を運ぶとか、一心不乱に作業に集中するとか、賞味期限や値段を気にせずに品出し陳列だけを意識して作業をするとか、作業中にお客さんに質問をされたら必要最低限の事だけ答えるとか・・・







これでは Wさんの表の面(作業が遅い)だけ 切り取って治そうとする方法ですので、裏の面(お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする)までも消し去ってしまいます。









先ほども言いましたが、私達は表裏一体・ワンセットなんです。









表の自分が嫌だから 表だけを直したい。





裏の自分はダメな自分だから 裏の自分を消し去りたい







例え そう思っても 表の自分だけを無くしたり、消し去ったり、顔を出さないようにしたりするのは無理です。裏の自分だけを無くしたり、消し去ったり、顔を出さないようにしたりするのは無理です。











表の自分がいるから 裏の自分がいる





裏の自分がいるから 表の自分がいる











Wさんも 単に表のWさん(作業が遅い)だけを切り取って直したり、作業工程を効率化したりすると、裏のWさんが大事にしていた賞味期限や値段、陳列棚の汚れやお客さんへの質問対応などもなくなってしまう可能性があります。







だから、私はWさんに 「上司からは作業が遅いと言われますが、Wさんは何を大事に作業をしているのですか?」と質問を私は投げかけたんです。







Wさんの表の面(作業が遅い)だけ でなく裏の面(お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする)を知る為に、、、







そして、Wさん自身にも Wさん自身の表の面(作業が遅い)と裏の面(お客さんを大事にし、お店も大事にして慎重に作業をする)を自己認識してもらう為に、、、













表の面と裏の面 両方を持って、「では どうすればいいかな?」と進んでいく事が大事です。









自分品質向上委員会のみなさんなら、あの人の一面的な面だけで判断する事はないでしょうけど、是非 この機会に二面的(多面的)に人を捉える事を再度意識してみましょう









そして、自分自身も 表の面と裏の面があるという事を、また、表のあなたと裏のあなたでワンセットであるという事を感じてみましょう♪











会社概要

・クライアントの意志決定支援パートナー ・企業と人財を元氣にするパートナー

詳細へ

個人プロフィール

1969年11月生まれ静岡県立三島南高等学校 卒業大原簿記学校 卒業大原簿記学校卒業後、都内の会計事務所に2年間勤務。在職中、法人・個人合わせて約25件の顧問先の会計指導・サポート・税務申告サポート等の業務を担当地元に戻り、実家の食料品スーパーを継ぐ。ストアコンセプトを「地域密着店」とし、顧客...

詳細へ

<<  2012年9月  >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

コメント一覧