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2012年10月31日(水)更新

241031 平成23年分の民間の平均給与額は409万円


お世話になります。Officeパートナーの渡辺です。









国税庁公表の平成23年分民間給与実態統計調査が発表になりました。









平成23年分の



民間の平均給与額は409万円



で昨年より3万円のダウンだそうです。













この409万円の内訳は





・給与額 349.7万円





・賞与額  59.3万円





となっています。











男女別では





・男性平均給与額  503.8万円(3.6万円の減少)





・女性平均給与額  267.9万円(1.4万円の減少)





です。











業種別では、





・電気、ガス、熱供給、水道業は 平均給与額 713万円





・金融業、保険業は 平均給与額 577万円





・情報通信業は 平均570万円





がトップ3だそうで、逆に低い業種は





・宿泊業、飲食サービス業が 平均給与額 230万円





・農林水産、鉱業が 平均給与額 284万円





となっていて、トップの「電気、ガス、熱供給、水道業」と最下位の「宿泊業、飲食サービス業」とでは、なんと483万円の開きがあります。













これって すごい事ですよね!!











トップの「電気、ガス、熱供給、水道業」は、生活のインフラ関連や大会社や行政関連の企業なのでしょうね。だから高給取りなのかな?





逆に「宿泊業、飲食サービス業」はコスト削減等で多分正社員からパート、バイト、などへ人件費コストを削減しているから、その結果が年収230万円という数字になっているのでしょう。









しかし、差が開きすぎていると思いますね。











しかも 今後は消費税増税、社会保険料増税、住民税増税、源泉所得税増税などの手取りを少なくする要因が目白押しですので、今以上に可処分所得は少なくなりそうです。









可処分所得が少なくなれば、消費も少なくなります。消費がすくなれば、企業はコストを削減するしかありません。





そうすると、会社は利益が出難くなりますから法人税は少なくなります。





会社としては利益を少しでも出さないといけないので、人件費削減、経費削減に走るしかないですね。





人件費を減らせば 給料は減ります。





経費を減らせば、その経費に対応する役務やサービスを提供している企業の売上が減りますので、連鎖的に経済は縮小していきます。





経済が縮小し、世の中の消費が縮小し、みんなの可処分所得が縮小すると、国としては税収入が減りますのでどこかで財源を確保しなければなりません。













それで どうするの??















増税? 保険料の増加?  補助金や年金などの縮小?  赤字国債の発行?













これでは どんどん縮小していきますよね?











どうすればいいんでしょうか??













株式会社 日本国 を金融機関が企業を格付けする基準で、株式会社 日本国の経営力や財務力などを診断したら、破綻懸念先に該当して追加融資は絶対無理だろうね。













どうすればいいのか?





どこに向かえばいいのか?





だれを頼りにすいればいいのか?













やはり、自分で生き残っていく算段を考えて、複数の収入の柱を持つことが必要になりそうです。





分野なのか? 商材なのか? エリアなのか?





自社 自分の可能性を探す事が必要なんだろうなぁ~・・







2012年10月30日(火)更新

商工会職員さんの職員研修 in 岡山県つくぼ商工会


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。







先週の10月25日に岡山県のつくぼ商工会さんで商工会職員さんの職員研修をさせていただきました。





平成24年10月25日 つくぼ商工会職員研修




岡山と言えば、 「もぉ~~も たろさん♪ 桃太郎さん♪」ですね。











つくぼ商工会さんとの出会いは 23年に中小企業大学校東京校で実施されました「小規模企業支援能力向上研修」でつくぼ商工会の赤井課長と原地さんが参加されていたのが出会いです。23年9月にもつくぼ商工会さんの職員研修でお邪魔しましたので、約1年ぶりの岡山でした。





つくぼ商工会の皆さんは 全国的にも有名な商工会さんです。



地域の商工業者の業績アップを通じて、まちの活性化を目指していますし、どんな事でも相談に乗ってくれる素晴らしい商工会です。











そんな素晴らしい商工会さんに私がお役に立てる事と言えば、やはり!「会員企業さんとのより良い関係つくりの為のコミュニケーション向上研修」です。





平成24年10月25日 つくぼ商工会職員研修




既に、1年前に「コーチング」についての研修を実施していましたので、今回は更にみなさんのコミュニケーション能力を高めてもらうために、より深く、より細かなコミュニケーションのポイントを体験を通じて学び、感じてもらいました。









平成24年10月25日 つくぼ商工会職員研修




コミュニケーションは技術です。練習すればだれもが必ず上達します。コーチングなどでは傾聴のスキルやオープンクエスチョンなど紹介しましたが、今回はそれらのテクニック、技術を実施する上での 【 目の付け所 】 を体験してもらいました。









平成24年10月25日 つくぼ商工会職員研修








だから、今回の研修は 「ライブ」です。







その場で起きている事、話し合っている最中に出てくる様々なコミュニケーションの障害物や目の付け所を、体験と振り返りと私のファシリテーションとで





【 体験と理論(知識)の融合 】 により



コミュニケーション能力を向上させます。











笑いあり、涙あり(泣きはあったかな?)、の4時間研修









平成24年10月25日 つくぼ商工会職員研修








いつも一緒にいたけど、改めて言われて気付くこともあります。





自分では気に留めていなかった事も、フィードバックを受けて改めて考えるキッカケになります。











どうしてだと思いますか?








なぜだと思いますか?








私にはこう見えていましたけど・・・








あの時の●●さんはこうしていましたけど、それを見て何を感じていました?








今、改めて私にそう質問されて何を思います?













「今まで目の前で起きていた生の出来事」を題材に、



自分のコミュニケーションスタイルを見つめ直します。





そして、会員事業所さんとの相談時や経営指導時でのコミュニケーションに当てはめて考えてみます。









まさに、教科書、本には載せきれない、表現しきれない 【 目の付け所 】 が 次から次へと机の上に載っていき、4時間があっという間に過ぎ去って行きます。











でも、この場での体験、私からのフィードバック、みんなからのフィードバックは 参加してくださった皆さんの宝物になる事 間違いなしです。







是非、あの時感じて学んだ事を、現場で、会員事業所の社長さんとのコミュニケーションで活用して行ってください。







また、お会いできる日を楽しみにしています!







2012年10月15日(月)更新

短い間でしたが、ありがとうございました。今月で当Blogを閉鎖します。


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





約半年間、色々と情報を発信させていただきました。






財務会計の話






コミュニケーションの話






自己啓発の話







私の活動自体を見ていただきたくて、ブログを書き綴ってきました。








色々と検討をしました結果、今月10月をもってこのブログを閉鎖する事にしました。







なお、引き続き情報を読みたい、観たいか方は 当社のホームページ 「Officeパートナー」をご覧ください。






色々とお世話になり ありがとうございました。




2012年10月08日(月)更新

御殿場市商工会青年部主催 コミュニケーションセミナー


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





先日、御殿場市商工会青年部主催のコミュニケーションセミナーを御殿場で実施してきました。





御殿場市商工会青年部の他、小山町商工会青年部・裾野市商工会青年部・長泉町商工会青年部・富士市商工会青年部の皆さまのご参加もあり、総勢40名弱のご参加を頂きました。









セミナーのテーマは「お客さんの要望を掴むコミュニケーションセミナー」です。







平成24年10月5日実施御殿場市商工会青年部主催 お客さんの要望を掴むコミュニケーションセミナー






とは言っても、接客・接遇のセミナーではありません。私は接客・接遇について教える事はできません。







私が提供できるのは、お客さんの要望を掴む前段階の、物事の捉え方、見え方についてです。





どちらかと言えば、お客さんとコミュニケーションを交わす時の事ではなく、お客さんとコミュニケーションを交わす前における「自分とのコミュニケーション」でしょうか。。。









平成24年10月5日実施御殿場市商工会青年部主催 お客さんの要望を掴むコミュニケーションセミナー






私達には物事の捉え方や見え方などに傾向があり、その部分を自己認識していなかったり知識として知らなかったりすると、コミュニケーションがギクシャクしたり、トゲトゲした雰囲気になったり、衝突や押しつけの会話になったりしてしまいます。





そんな会話(コミュニケーション)をしていたら、折角ご来店いただいたお客様も気持ちよく買い物はできませんし、是非またこのお店で買い物をしたいと思ってもらえませんし、お客さんの要望を教えてもらったり掴んだりすることなんかまったくできなくなります。











しかし、








①コミュニケーションを交わす前の前提に注意し意識を向ける事








②コミュニケーションを交わす時に非言語に注意し意識を向ける事












これらに意識を向けることが出来れば、確実にお客様との心理的な距離を縮める事は出来ます。お客さんとの距離感が近ければ近いほど、お客さんが望んでいる事や困っている事、不満に思っている事などを掴むことが出来る機会を得ることが出来ます。









そんな事を体験を通じて学び、感じてもらったセミナーが先日実施しました御殿場市商工会青年部主催の 「 お客さんの要望を掴むコミュニケーションセミナー 」 です。







2時間のセミナー すべてを持ち帰る必要はありません。どれか 1つ 2つ でいいんです。 自分のアンテナに引っかかった話や感じたこと、気付いた事を 持って帰ってくれればいいんです。







その 自分のアンテナに引っかかった  【何か】  は きっと 現状のあなたにとって一番気になっている事で、一番解決などしたい事だからです。









平成24年10月5日実施御殿場市商工会青年部主催 お客さんの要望を掴むコミュニケーションセミナー






約2時間のセミナー 伝えきれない点も多々ありました。でも、【ここは大事です】という点は熱弁させてもらえました(笑)







コミュニケーションは技術です。











練習した人ほど上手になりますので、是非、このセミナーで感じ、学んだ「あなたなりの何か」を実際の会社やお店や職場、家庭で実践していってください。







平成24年10月5日実施御殿場市商工会青年部主催 お客さんの要望を掴むコミュニケーションセミナー








2012年10月05日(金)更新

【 10周年記念 半額キャンペーン メニュー 】




10周年記念 半額キャンペーン






お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。








平成14年10月に創業をしまして、今年(平成24年)9月末で 



Officeパートナーは満10年を迎える事が出来ました。









今から約20年前 実家の商売を引き継いだものの、超零細な個人商店だった我が家は 価格競走の波に飲み込まれて倒産をしました。





当時の私は22歳、、、自分の無能さを痛感しました。







祖父のから引き継いだ家業でしたが、マーケティングや販売戦略など 全く知識がなく 独学で学びながらなんとかお店を切り盛りしていましたが、資金繰りが苦しくなり努力の甲斐なくお店をたたむことになりました。





子供の時から 祖父に「お前はこの店の跡取りだ! お前がこのお店を大きくするんだぞ!」と教えられてきただけに、「子供の頃からの夢」「それしか考えられなかった夢」がガタガタッ ドドォ~~ンッと一瞬で崩れてしまったのです。









悔しかったし 情けなかったし、人様に顔向けできないくらいに 人生のどん底でした。









その後、会計事務所で約7年間働きましたが、自営業の家に生まれた者の気質なのでしょうか。。。





どうも 人に雇われるのは生に合わず、「自分の思い通りに仕事がしたい!」と言って次の仕事も決まっていないのに 退職届を出して会計事務所を飛び出してしまいました。





次の仕事のあてもなく、過去に倒産しているだけに お金もなく、財産もなく、コネもない状態にもかかわらず、会計事務所を退職してしまったんです(笑)









ホント わがままな私ですね(笑)









しかも、当時、妻のお腹には息子が宿っていました。これから子供が生まれると言うのに仕事をやめてしまって、今思うと妻には本当に申し訳なかったです。









会計事務所での経験を「売り」にいくつかの仕事先を当たりましたが(就活ですね)







・年齢が行き過ぎている(当時の私は30歳)





・4年制の大学を出ていない(私は専門学校卒です)





・住んで居る所が遠い(東京圏で仕事を探していました)





・経験が少なすぎる(たかが会計事務所で7年ぐらいではだめだと 東京のあるコンサル会社の面接担当者に言われました)





・資格を持っていない(なにも資格はありませんでした)





・コンサルタントには向いていない(富士のコンサル会社でやったテストの成績が悪かったようで、あなたはコンサルタントに向いていないと言われました)









と いう事で18社のコンサル会社に履歴書と職務経歴書を送りましたがすべて断られて全く仕事が見つからない状況でした。









子供は生まれる、、、








家族を養わないと、、、








妻に苦労をさせてしまう、、、








でも 仕事がない、、、








お金もなくなる、、、









そんな プレッシャーの中、【 仕事がないなら 自分で創ればいいやっ! 】 という考えで 平成14年10月に起業しました。









まぁ・・・  今 思うと 全く無鉄砲で無計画ですよね。(笑)









創業塾や起業セミナーでは、「しっかりとした事業計画を作りましょう」とか、「自分の差別的要因を認識しましょう」とか「最低でも6か月間の事業資金に1年間の生活資金を確保して起業しましょう」とか言っていましたが、自分自身は、事業計画なんてなく、金もなく・財産もなく・仕事もなく・コネもない  「 無い無い尽くしの無計画起業 」でしたからね。







あったのは 【 負い目 】 と 【 負け組感 】 と 【 まぁ なんとかなるっしょ! 】 ぐらいでしょうかね(笑)









こんなスタートでしたが、今 こうして生活出来ているのも、多くの方が声を掛けてくれて、私にチャンスを与えてくれたからだとつくづく思います。











ホント 感謝です。















出会いに感謝ありがとう






私が平成14年10月に創業する時に理念として掲げたのは【 共創 と 共栄 】です。







クライアントさんと一緒に 経営や事業を創って行き、お互いが共に成長・発展して栄えていく。一蓮托生の関係で一緒にやっていく。





これが Officeパートナーのビジネスモデルです。









「 無い無い尽くし」でのスタートでしたが、今では企業の経営を会計面からお手伝いさせて頂く社外財務担当として、社内の組織風土改善や社員の意識向上の社内研修コンサルタントとして、東京の中小企業大学校さんや岡山県の商工会さん、宮城県商工会連合会さんなど地元静岡県以外の県でも研修講師として呼んで頂き、多くの方々と出会い、多くの方々のお役に立てる機会を頂いております。







無鉄砲で無計画で起業した時には仕事はほとんどない状態でしたが、今では多くの方に声を掛けて頂けています。







みなさん 本当にありがとうございます。









こんな無鉄砲で無計画な私をご贔屓にしてくださいました皆様への恩返しとして、10年の節目のこの時に【 各種サポートメニューを半額ご提供 】させていただこうと思います。







数は少ないですが、 先着 申し込み順で 10社 又は 10人  の方々に 各種サポートを半額でご提供いたします。









ご提供します各種メニューは下記の通りです。











【 10周年記念 半額キャンペーン メニュー 】









10周年記念 半額キャンペーン






■1 to 1 コーチングセッション







通常 月額31,500円のコーチングセッションを、半額の 月額15,750円でご提供





(条件)





・半額対象のコーチングセションの期間は 3ヶ月間です(月2回 1回につき約1時間)





・セッション(話し合い)は 電話かSkype、若しくは当事務所会議室で実施





・通常 31,500円×3ヶ月=94,500円のセッションを 15,750円×3ヶ月=47,250円でご提供します











■財務セカンドオピニオン







通常 月額63,000円のセカンドオピニオンサポートを、半額の月額31,500円にてご提供





(条件)





・半額対象のセカンドオピニオンサポートの期間は 6ヶ月間です





・月2回(1回あたり2~3時間)の訪問によるコンサルティングや財務体質改善コンサルティングサポート・資金繰り改善コンサルティングサポートなどです。





・ただし 金融機関同行などは対象外です





・交通費や宿泊代がかかる場合は実費を別途ご請求致します





・通常 63,000円×6ヶ月=378,000円のサポートを 31,500円×6ヶ月=189,000円にてご提供











■社員研修







通常 月額126,000円の社員研修を半額の月額63,000円にてご提供





(条件)





・通常は社員研修は年間契約ですが、半額対象の社員研修の期間は 6ヶ月間です





・研修内容は 社員の意識改革研修・新人から中堅社員のまで対象の仕事の原点研修・部下を持つ上司のための部下育成コーチングスキル修得研修などです。





・交通費や宿泊代がかかる場合は実費を別途ご請求致します





・通常 126,000円×12ヶ月契約=1,512,000円のサポートを 63,000円×6ヶ月契約=378,000円にてご提供











■経営革新計画サポートコンサルティング







通常 月額63,000円の顧問コンサルティングサポートを 半額の月額31,500円でご提供





(条件)





・半額対象の経営革新計画サポートコンサルティングの期間は 6ヶ月間です





・月2回(1回あたり2~3時間)の訪問による経営革新の認定を受けるため、事業のドメイン見直しや自社の差別的商品力発掘会議、実際の事業計画策定支援などです。





・ただし 金融機関同行などは対象外です





・交通費や宿泊代がかかる場合は実費を別途ご請求致します





・通常 63,000円×6ヶ月=378,000円のサポートを 31,500円×6ヶ月=189,000円にてご提供













★★★★ お問合せ 及び お申込み ★★★★









上記の件に関しまして







・質問や確認など問い合わせをしたい







・申し込みをしたい







・もう少し詳しく聴きたい







などは 下記の連絡先へメールをしてください。











(連絡先)







e-mail : info@office-partner.jp







担当者 : Officeパートナー 代表 渡辺良勝











なお、ご連絡いただく時は、後日私(渡辺)からメール若しくは電話にてご回答等をいたしますので







・会社名 又は 個人名







・部署







・役職







・ご住所







・電話番号







・e-mail







を必ず本文中に明記してくださいますよう よろしくお願いいたします。













 



【OfficeパートナーのWeb小冊子はコチラ】





Officeパートナー 事務所案内パンフレット







Officeパートナー代表渡辺の倒産体験談を綴った小冊子【倒産への道】







私が独立してから色々な所で出合った社長達から、相談を受けてきた会計事務所に対する 「何で?」「どうして?」を、その時のやり取りや事実(個人が特定されないように加工・脚色はしてあります)と、私の対応や私の考え(偏見かも?)を綴った小冊子



「ここが変だよ! 会計事務所」





2012年08月28日(火)更新

240828 年商1 億円未満の4 社に3 社が後継者が決まっていないそうです


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





景気の先行きが不透明な今、事業の再建、経営の改善、を経営課題にしている企業も多いと思います。





政府の中小企業政策もある意味ネタ切れ感もある中、財務体質の改善、販売力の強化、組織力の強化が事業の再建、経営の改善には必要になってきます。









その企業が生き残っていく力があるのか?








生き残る可能性を見出せるのか?








企業として存続していく価値があるのか?











金融機関、利害関係者、マーケット、消費者からの厳しい目により、常に評価されています。







とりわけ、事業の再建、経営の改善をしていく上で、「後継者がいるのか?」はとても重要な要素です。





まだ、30代 40代 の若い経営者であれば「後継者問題」は必要ないでしょうけど、50代後半~60代前半の経営者は頭を悩ませていると思います。









・親として 息子、娘に この商売を継がせるべきだろうか?








・このような経営状況の会社を 子供たちは引き継いでくれるだろうか?








・自社の技術、ノウハウを後世へ伝承していかなければならないが・・・








・従業員の家族の生活を守りたいが・・・















2011年3月に帝国データバンクが出した「全国オーナー企業分析」では、オーナー企業の7割が後継者未定であるという情報を出しています。1年以上前のデータではありますが今でも十分参考になるデータです。






2011年3月に帝国データバンクが出した「全国オーナー企業分析」(PDFファイル)







オーナー企業とは、会社の出資者と会社の経営者が同一の企業です。





全国の中小零細企業のほとんどがこのオーナー企業でしょう。









オーナー企業は全国に 409,192社で、



うち、後継者未定企業は 279,160社



実に68,2%の中小零細企業では後継者の問題がある訳です。













年商規模別でみると







・年商 1億円未満  111,880社  75.0%が後継者未定








・年商 1~10億円未満 147,668社  65.5%が後継者未定








・年商 10~50億円未満 17,282社  57.3%が後継者未定









という状況だそうです。











資金繰りを支援する金融機関も現状の財務状況や今後の事業回復可能性を判断するとき、「後継者がいるか?」も大きな判断材料になると融資担当者からお話を伺った事もあります。







後継者がいなくて、かつ 企業としての・商品としても魅力がある企業の場合、M&Aという方法も検討する必要があるかもしませんね。









以前 カンブリア宮殿でも、日本M&Aセンターの三宅社長が中小零細企業における友好的なM&Aのお話をされていました。





24年8月9日放送 これがハッピーになるM&Aだ!~日本企業が強くなる方法教えます~













そして、息子さんや娘さんが社長の会社を引き継ぐ意思があるのであれば、早めに世代交代の準備をされた方がいいです。





お子様が経営者として先代から経営を引き継ぎ、会社の舵取りをしていくには覚えることが沢山あります。また、対外的にも認識してもらう必要があります。





もし、世代交代を近い将来お考えであるのであれば、3~5年程度の計画を立てましょう。





どのタイミングで後継者に事業を引き継がせるのか? 中期的な事業引き継ぎ計画が必要になります。





会社の事を思うのでれば 早め早めの対策を♪









2012年08月11日(土)更新

240811 平成23年度の消費税滞納額は3220億円


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





消費税増税法案が成立したようです。さて、この増税が 吉と出るか? 凶と出るか? 今後が気になります。







さて、国税庁は平成23年度の税金滞納状況を発表しました。





増税法案成立のタイミングでこの滞納状況の発表はいかがなもんかと思いますが・・・











その滞納状況ですが、平成24年3月末までの1年間で発生した新規の税金滞納額は





・源泉所得税    594億円





・申告所得税  1,234億円





・法人税      737億円





・相続税      278億円





・消費税    3,220億円





・その他       11億円





--------------------------------





計    6,073億円







だそうです。消費税の滞納額はダントツに多いですね。





やはり消費税の性質が影響しているのでしょう。









消費税は法律上、【預かっている税金】です。





法人税や所得税は「所得に課される税金」ですので、基本「利益」が出ている企業が納付します。





しかし、消費税は「預かっている税金」ですので、企業に利益がでていようと赤字だろうと納付が生じる税金です。









中小零細企業の9割は赤字だと言われていますので、中小零細企業のほとんどが資金繰りが苦しい事になります。という事は「預かっているはずの消費税」は運転資金や借入金の返済原資になってしまっているので、納付が困難になってしまって滞納してしまっていると推測されます。









上記の滞納消費税3,220億円は国税分(4%)のみの集計額ですから、地方消費税まで含めた消費税滞納額は 4,025億円 という事になります。









平成14年の4月から消費税が8%(国税分が6.3%、地方税分が1.7%)、平成15年10月からは10%(国税分が7.8%、地方税分が2.2%)に引き上げられますが、この増税を平成23年度の新規滞納にあてはめると







・8%へのアップ時には  約5,100億円





・10%へのアップ時には 約6,400億円







へと膨らむ試算が出ています。











どうでしょうか。この数字を見て・・・











財源確保の為に消費税を増税するという事ですが、増税しても「滞納」が増えてしまったら財源の確保はできません。







「財源確保」の方法はまだほかにもあるのではないか?と思いませんか?





事業仕訳ではないですが、本当に必要な所には予算を組まなければならないですが、必要でない、若しくは見直さなければならない所に着手をすべきでしょう。









国や行政の仕組みや組織、作業フローなどを複雑にしてしまったから ブラックボックスが生まれてきます。





このブラックボックスをクリアにするだけでも、かなりの財源が確保できると思うんだけどなぁ~~・・・











 

2012年07月27日(金)更新

240727 コミュニケーションセミナー ~ 根底にある重要な事は・・・~ in 岡部町商工会


お世話になります。Officeパートナーの渡辺です。





毎日 暑い日が続きますね。





皆さんは 体調はいかがですか? バテていないですか?









昨日、岡部町商工会のスーパー経営指導員の青木さんが企画をしてくださいました、コミュニケーションセミナーの講師をしに岡部町商工会へ行ってきました。





岡部町商工会ホームページはコチラ







24年7月26日 岡部町商工会コミュニケーションセミナー




岡部町商工会のスーパー経営指導員の青木さんとは、全国商工会連合会さんの経営支援マネージャー取得必須研修「小規模企業支援能力研修」に青木さんが参加してくださったのがご縁で知り合いになりました。









昨日の研修では、岡部町の商店街の店主の方や奥様、後継者の方がお集まりになっていただき、約3時間 お話をさせていただきました。







仕事をする上で、お客様と、従業員とのコミュニケーションはとっても大事です。参加くださいました皆さんも お客様とのコミュニケーションを良くするには? 家族とのコミュニケーションを良くするには? という目的でご参加くださいっていました。







セミナーでは、理論的なお話 + 実体験 + 私の実例 などを組み合わせて、対人関係を良くするヒントをご提供します。





24年7月26日 岡部町商工会コミュニケーションセミナー






私のコミュニケーションセミナーは 接客や接遇といった内容ではありません。 もっと 根本的な、コミュニケーションを交わしていく上でのコミュニケーションの根底にある部分をメインに扱いますので、このセミナーでの学びは 仕事の上でだけでなく、生活していく上で、家族とのコミュニケーションにも、友人知人とのコミュニケーションにも応用が効く内容です。





テクニック的な話は 本屋さんへ行って書籍を買って読んでいただければある程度は知識として知ることが出来るでしょう。でも、テクニックという道具を使う時に、どのような事を前提でそのテクニックを使うのか?を知っていないと、宝の持ち腐れになってしまいます。









だから私のセミナー時間の半分以上は



【 コミュニケーションを交わしていく上での大前提でもあり、



コミュニケーションの根底にある大事な事 】



に時間を割きます。











24年7月26日 岡部町商工会コミュニケーションセミナー




この部分は 私達は分かっているようで忘れてしまう、理解しているようで頭から抜けてしまう 事なんです。でも とっても大事な事なんです。









いつものように 体験をしてもらい、その体験をベースに理論的なご説明をして、【腑に落ちる】お話をさせてもらいます。









体験した人にしかわからない。








セミナーを受けた人は そうぉ~だよねぇ~ と 腑に落ちる











そんな ライブ感覚のセミナーです。







24年7月26日 岡部町商工会コミュニケーションセミナー








ご参加いただいた皆様 ありがとうございました。





是非、セミナーで学んだことを、仕事場で、お店で、ご家庭で 活用してください。









コミュニケーションは「技術」です。 実践して使った人ほど上手になります。





セミナーで学び、実践していくことによって今まで以上に豊かで幸せな人生を送られる事を心より願っています。







2012年07月19日(木)更新

240719 よりよい関係づくりの為のコミュニケーション力向上研修 in 宮城県商工会連合会


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





先日、宮城県の商工会職員さんのコミュニケーション力を向上させるための研修を中小企業大学校仙台校で実施してきました。







240717-01.jpg






今年度、商工会法施行50周年を迎えるにあたり、商工会では





「商工会は行きます 聞きます 提案します~会員満足向上運動~」








のャッチフレーズのもと、会員増強・組織率向上にむけた「会員満足向上運動」及び法制化50周年記念事業を強力に進めています。








商工会法施行50周年を迎えて









そのような会員満足向上運動として、商工会活動の原点である巡回訪問によるきめ細やかな経営支援サービスを提供する事を全国の商工会では 計画実施しています。





会員事業所さんへ訪問し、事業所さんの抱える様々な経営の問題を顕在化させ、社長自身の悩みを引き出し、事業発展・事業回復への可能性を社長とともに検討し導き出すためには、商工会職員さんのコミュニケーション力の向上は必須課題です。





それらを踏まえて、宮城県商工会連合会さんは、県下33商工会の経営指導員及び事務職員さんたちのコミュニケーション力の向上を図るために、私(渡辺)へ職員研修の依頼をした経緯があります。







240717-02.jpg




会員事業所さんにしてみれば、商工会の経営指導員さんでも、事務職員さんでも、「●●商工会」の看板を背負った商工会職員さんという認識があります。







・経営指導員だから、色々な経営相談に対してアドバイスをもらえる





・事務職員だから、アドバイスはしてもらえない







そんな区分はしていないでしょう。









中小零細企業、個人事業主にとって、商工会は身近な経営相談駆け込み寺です。商工会の誰でも相談に乗ってくれて、問題解決のアドバイスをしてくれるだろうという認識でしょう。





そのような流れを考慮して、宮城県商工会連合会さんは、商工会職員全体のレベルアップ・相談業務レベルの底上げが必要と考えたそうです。









今回 私が講師をした商工会職員さんのコミュニケーション力を向上させるための研修では、





・経験年数6年以下の経営指導員さん





・経験年数15年未満の事務職員さん





が研修対象者です。まさに 指導経験の浅い経営指導員の方、現場での経営指導経験を通常はしない事務職員の方をあえて対象にして、コミュニケーション力向上を狙った研修です。





240717-03.jpg








参加された職員の皆さんが会員事業所さんとどんな関係づくりがして行きたいか? ここがスタートです。







相手との関係に合わせたコミュニケーションを取る事が大事です。








深く関わり合いたいのか?  浅く関わればいいのか?








経営指導員としてのあなたの存在意義は?








商工会の存在価値は?











それは、コミュニケーションの量や質によって 大きく変わるでしょう。









私自身は自分がかかわったクライアントさんとは 深く関わり合いたいと常に思っています。沢山いるコンサルタントから私を選んでくれた訳ですから、クライアントさんのお役にたてる事が私の存在意義です。









商工会の経営指導員のみなさんや商工会職員の皆さんもきっと私と同じでしょう。









会員事業所さんの為に何ができるか? どうすれば会員事業所さんのお役に立てるか?





常に考えて実行している事でしょう。









そのような会員事業所さんとの関わりをしていく上で、今以上により良い関係づくりができるようになるのが今回の研修の目的です。





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コーチング的な会話の活用方法





ファシリテーション的な話し合いの技法





を体験してもらいながら学んでいきます。言語を活用したコミュニケーション、非言語を活用したコミュニケーション、話しやすい環境づくり、積極的な話の聴き方、そして、質問の技法





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会員事業所さんの本音、深い悩み、本質的な問題点を引き出すには 【効果的な質問】が不可欠になります。







しかし、この【効果的な質問】は書籍や文章ではとても伝わりにくいです。文章で例題を使って書いて表現したとしても、行間部分に重要な情報が隠れている事が多いです。





コミュニケーションは千差万別。同じようなシチュエーションでも前後の状況やバックボーンの違い、その時投げた質問の非言語的メッセージ、質問を投げるまでに共有してきた時間の質 キャッチする部分 などによって全く違う答えや話しになる事があります。







だから、セミナーなどでリアルに体験しないと分からない事が多いです。それを参加していただいた経営指導員のみなさんや事務職員の皆さんに体験してもらい、そして、フィードバックをしてもらう体験をしてもらいました。









経営指導の場は 同じ事はどれ一つとないでしょう。臨機応変の対処が必要です。その時に 会員事業所さんとどんなコミュニケーションを交わしているか? 交わすことができるか? とっても大事です。







私達のようなコンサルタントや商工会等の経営指導員、事務職員という人間は、私自身が「商品」です。私達が持つ 経験と知識と情報とコミュニケーション力が商品価値を決めます。









是非 あなたと話がしたい!








あなたでないとイヤだ!








一番に相談したい!









そんな 商工会の経営指導員や商工会の事務職員になってください。





皆さんの今後のご活躍を心より 期待しています!











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会社概要

・クライアントの意志決定支援パートナー ・企業と人財を元氣にするパートナー

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個人プロフィール

1969年11月生まれ静岡県立三島南高等学校 卒業大原簿記学校 卒業大原簿記学校卒業後、都内の会計事務所に2年間勤務。在職中、法人・個人合わせて約25件の顧問先の会計指導・サポート・税務申告サポート等の業務を担当地元に戻り、実家の食料品スーパーを継ぐ。ストアコンセプトを「地域密着店」とし、顧客...

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