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2012年08月28日(火)更新

240828 年商1 億円未満の4 社に3 社が後継者が決まっていないそうです


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





景気の先行きが不透明な今、事業の再建、経営の改善、を経営課題にしている企業も多いと思います。





政府の中小企業政策もある意味ネタ切れ感もある中、財務体質の改善、販売力の強化、組織力の強化が事業の再建、経営の改善には必要になってきます。









その企業が生き残っていく力があるのか?








生き残る可能性を見出せるのか?








企業として存続していく価値があるのか?











金融機関、利害関係者、マーケット、消費者からの厳しい目により、常に評価されています。







とりわけ、事業の再建、経営の改善をしていく上で、「後継者がいるのか?」はとても重要な要素です。





まだ、30代 40代 の若い経営者であれば「後継者問題」は必要ないでしょうけど、50代後半~60代前半の経営者は頭を悩ませていると思います。









・親として 息子、娘に この商売を継がせるべきだろうか?








・このような経営状況の会社を 子供たちは引き継いでくれるだろうか?








・自社の技術、ノウハウを後世へ伝承していかなければならないが・・・








・従業員の家族の生活を守りたいが・・・















2011年3月に帝国データバンクが出した「全国オーナー企業分析」では、オーナー企業の7割が後継者未定であるという情報を出しています。1年以上前のデータではありますが今でも十分参考になるデータです。






2011年3月に帝国データバンクが出した「全国オーナー企業分析」(PDFファイル)







オーナー企業とは、会社の出資者と会社の経営者が同一の企業です。





全国の中小零細企業のほとんどがこのオーナー企業でしょう。









オーナー企業は全国に 409,192社で、



うち、後継者未定企業は 279,160社



実に68,2%の中小零細企業では後継者の問題がある訳です。













年商規模別でみると







・年商 1億円未満  111,880社  75.0%が後継者未定








・年商 1~10億円未満 147,668社  65.5%が後継者未定








・年商 10~50億円未満 17,282社  57.3%が後継者未定









という状況だそうです。











資金繰りを支援する金融機関も現状の財務状況や今後の事業回復可能性を判断するとき、「後継者がいるか?」も大きな判断材料になると融資担当者からお話を伺った事もあります。







後継者がいなくて、かつ 企業としての・商品としても魅力がある企業の場合、M&Aという方法も検討する必要があるかもしませんね。









以前 カンブリア宮殿でも、日本M&Aセンターの三宅社長が中小零細企業における友好的なM&Aのお話をされていました。





24年8月9日放送 これがハッピーになるM&Aだ!~日本企業が強くなる方法教えます~













そして、息子さんや娘さんが社長の会社を引き継ぐ意思があるのであれば、早めに世代交代の準備をされた方がいいです。





お子様が経営者として先代から経営を引き継ぎ、会社の舵取りをしていくには覚えることが沢山あります。また、対外的にも認識してもらう必要があります。





もし、世代交代を近い将来お考えであるのであれば、3~5年程度の計画を立てましょう。





どのタイミングで後継者に事業を引き継がせるのか? 中期的な事業引き継ぎ計画が必要になります。





会社の事を思うのでれば 早め早めの対策を♪









2012年08月27日(月)更新

240827 その気持ち(感情)は本物なの?


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





朝晩は随分と涼しくなりましたが、日中はまだまだ暑い日が続きますね♪







では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第56回目をお送りします。







あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。







今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 コーティングされた感情 」 です。











地球上に生存している生き物(動物)で多種多様な感情を持つことが出来るという事が 、【 人 】 と 【 人以外の動物 】 との大きな違いであると唱えた人もいるくらい、 私達にとって 【 感情 】 は切り離す事が出来ない要素であり、人とコミュニケーションを交わしていく上で、そして自分とコミュニケーションを交わしていく上で重要な要素です。









あなたは



自分の感情と



上手に付き合えていますか?









以前の私は 自分の感情と上手に付き合う事が下手な男でした。今は 結構 上手に付き合えるようになってきたかなぁ~・・と思えるようになってきましたけどね♪







以前の私は






・感情的に振る舞うのは恥ずかしい事でる






・男なんだから 悲しみを人前で表現するのはみっともない






・嬉しい事を体全体で表現するのは大人らしくない






・人前で怒る事はかっこが悪い










という考えをしていました。





しかも、長男だからしっかりしていなければいけないという思いや仕事が会計事務所での税理士補助業務をしていたので常にクールでいなければいけないという思いもありましたから、喜怒哀楽などの感情をあまり表現することをしないコミュニケーションスタイルでした。







そんな私でも、生活をしていて 楽しい事・嬉しい事・悲しい事・困った事・焦った事・辛かった事はありましたので、心の中ではその感情を感じていました。でも その感情を 表情や言葉、態度などで極力見せないように抑え込んでいた訳です。













私達は 「オギャァ~~~!」と生まれた時には、自分の感情にとっても素直ですし、素直に表現をしています。







オシメが濡れて気持ち悪いから「オギャァ~~」と泣く





お腹がすいたから「オギャァ~~」と泣く





眠たいから「オギャァ~~」と泣く





不安な気持ちになったから「オギャァ~~」と泣く





お腹一杯になって満足したから「スヤスヤ」と眠る





お母さんに抱っこされて気持いいから「スヤスヤ」と眠る





色々な人にあやしてもらって嬉しいから「ニコッ」と笑う









赤ちゃんの時には自分の感情 むき出しですよね。





そして大きくなるにつれて、湧き出てくる感情も多様になります。





その成長する過程で、色々な感情を感じる事を体験を通じて学んでいく事になります。













幼稚園や保育園でお友達との関係で、イライラする感情を得たり、一緒に楽しむという感情を感じたりしていきます。







小学校に入り あいつには負けたくないという感情を得たり、自分の思い通りに周りが動いてくれない事によるイライラやモヤモヤ感を感じたり、クラス一丸で手に入れた運動会の優勝にみんなで手に入れる事の喜びを感じたりしていきます。







中学校、高校に入り、あの子の事が好きかも?という感情にウキウキしたり、ガックリと落ち込んだり、試験前にドキドキしたりソワソワしたりを感じたり、自分には無理かもしれないという壁にぶつかり怖くなったり、仲間が支えてくれる事による安心感や一体感を感じたりしていきます。







社会人になって、お客さんが喜んでくれる姿を見て嬉しさを感じたり、充実感を感じたり、仕事でミスをして逃げたしたいくらいの苦しさや自分の不甲斐なさを感じたり、頑張る自分を認めてくれてことによる満足感を感じたりしていきます。







大人になって、この人を幸せにしてあげたいという愛おしさを感じたり、ハグして相手の体温を感じることによる安らぎ感や癒し感を感じたり、守るべきものが出来て体の中から湧き上がってくるエネルギーを感じたりしていきます。













そう! 【 感情 】 は人との関わり合いの中から生まれ、人との関わり合いの中から感じ、人との関わり合いの中から育まれれていきます。









そして、人との関わり合いの中で 【 感情との付き合い方 】 も学んでいきます。









この、人との関わり合いを通じて 「自分の感情とどう付き合えばいいのか?」を学習していくのです。













素直な付き合い方を多く体験してくれば、感情と素直に付き合えるコミュニケーションスタイルになります。





素直に付き合う事ができない体験を多く体験してくると、素直な本物の感情を別の感情等に変換したり、素直な本物の感情を隠して別の感情でコーティングして表現することを学んできますので、自分の本物・素直・本心の感情にコーティングをして、自分の本物・素直・本心の感情とは別の感情表現をするコミュニケーションスタイルを確立させます。





人によっては コーティングは一層だけではなく、何層になる事も・・・











人とコミュニケーションを交わしていく上で、「感情」は重要な要素です。







相手と素敵なコニュニケーションを交わしていくためには、相手を理解することが前提です。相手を理解するという事は相手の考え方や思っている事、感情を理解する事です。







そして、相手を理解するためには 実は まず先に自分を理解しないといけないのです。











なぜ、相手の人はそう考えるのか?





なぜ、相手の人はそんな行動をするのか?





なぜ、相手の人はそんな事を言うのか?









相手を理解するにはこれらの「理由」を知る必要があります。でも、この「理由」をその人に聞いても正直に教えてくれるかどうかはわかりませんよね。









「そんな事 いいじゃん!!」





「なんであんたに理由を言わないといけないの!!」





「しらないわよ! イヤなものはイヤなの!!」









その人を拉致して 自白剤を打って拷問にかけることが出来れば 「理由」を言ってくれるかもしてないけど(笑) そんな事は出来ないですし、本心を言いたくなくて相手が嘘を言ったとしても、その嘘を100%見破る事は私達にはできません。





じゃぁ~ どうしたら 相手を理解することが出来るようになるのか?











その為に、まず自分を理解することに取り組むんです♪











自分とのコミュニケーションだったら









「なぜ 私はそう考えたの?」 と



自分に問といて 納得できるまで質問を繰り返せばいいでしょ










「なぜ 私はそんな行動をしたんだろ?」 と



分に問いて 納得できるまで質問を繰り返せばいいでしょ










「なぜ 私はあんなことを言っちゃったんんだろ?」 と



自分に問いて 納得できるまで質問を繰り返せばいいでしょ









自分が自分に問うのは 24時間 365日 いつまでも出来ますし、いつまでも無制限にできます。





自分だから自分で嘘を言えば自分で分かるでしょ。





拉致する必要もないし、自白剤を打つ必要もないですし、24時間365日の密着ガードで常にベッタリとくっついて問答を繰り返すことができますからね♪











自分は素直に感情を表現しているだろうか?








今のこの感情は本物の感情だろうか?








感情にコーティングしちゃっているかも?








こんな時は本物の感情、本心は出しにくいんだよね








この人とは本物の感情で話ができるけど、この人とは感情をコーティングしちゃうな








この感情は素直に表現できるけど、この感情はコーティングして隠しちゃう傾向があるな













そうして、自分を知り、自分の考えの傾向、自分の行動の傾向の根本にある 【 自分の感情の傾向 】 が理解できると自然と相手も理解できるようになっちゃうんです。











「あぁ~~ きっとこうなんかもしれないなぁ~・・・」





「あぁ~~ 自分と同じような事を感じているかも・・・」





「あぁ~~ 我慢しているんだろうなぁ~・・・」





「あぁ~~ 苦しくて辛かったんだろうなぁ~・・・」









って 自然と感じれるようになります。そうなると自然と相手への理解が深まります。

















私の元クライアントさん(仮にAさんとします)で「怒りの感情」を上手く表現できない方がいました。





Aさんはいつもニコニコして朗らかな人です。





っていうか 「朗らかな人」だとみんな思っていました。





でもAさんとコーチングセッションをした時に、「実は私は怒りを常に抑えているんです」と話しをしてくれました。





Aさんは、小学生の頃、家庭でご両親から「怒る事は良くない事だ」と躾けられてきたそうです。だから、家庭内でも学校でも本当は怒りたい時でもグッと我慢をする事をしてきたそうです。たまに我慢が出来なくて自分の怒りを表現するとご両親(特に母親から)からひどく叱られたそうです。





Aさんの内心には「怒り」があるにもかかわらず、その「怒り」を表現できないジレンマに落ちてどうする事も出来なくなり、その結果「内心は怒っている」けどその怒りを抑え込んで表面上は穏やかにしているという表現方法を学んだのです。





Aさんにすると 本心は「怒り」にもかかわらず、表面上は穏やか・朗らかというギャップを常に生じさせていました。





しかし、「怒りを抑えつける」という事はまるで、風船を水の中に沈ませる事と一緒で、上からかなりの力で押さえつけないと風船は水の中に沈みません。そして、沈めた風船は浮き出ようと反発をしてきますから常に風船を押さえつけていなければなりません。そしてちょっと気を緩めると風船は物凄い勢いで水の中から飛び出してきます。





これと同じことがAさんにも起こるのです。いつも朗らかなAさんなのですが、半年ごとに自分でもどうしようもないくらいの「怒り」がこみあげて爆発してしまうそうです。いつもの朗らかなAさんには想像もつかないくらいに超攻撃的なAさんが半年ごとに顔を出すそうです。





Aさんも自分の感情と上手に付き合えていなかったんですね。本物の感情をコーティングして感情表現を変換させていたんです。













別の元クライアントさん(Bさん)は「不安の感情を」を上手く表現できなくて、「不安」をコーティングして「怒り」に変換をさせていました。





Bさんは仕事の上で何か不安材料が出てくると、部下に対して怒鳴る事をしていました。





部下にしてみればある意味八つ当たりですので、物凄く迷惑な話ですよね。Bさんはその「不安」という感情を素直に表現できず、その「不安」を解消するための相談や依頼、お願いが出来ませんでした。





時には納入業者にも納期の不安から、「どうなっているんだ!!」と怒ってしまう事も・・。納入業者には「少しでも早く納品してください。お願いします」と頼べば何とかしてくれる可能性があったにもかかわらず、「不安」をコーティングして「怒り」に変換させてしまう表現方法をしてしまう傾向がありました。













私達はAさんやBさんのように、時として本心本物の感情を表現せずにコーテングしてしまった別の感情で表現している事があります。











子供が心配だから思わず怒ってしまう





彼女彼氏が好きだから焼きもちを焼いてしまい、キツク当たってしまう





好きだからこそ、苦しくなり憎くなる





不安を怒りで表す





悲しいのに 笑って誤魔化す





愛おしいのに 冷たく接する





嬉しいのに クールに対応する













その表現している感情は本物本心の感情なんだろうか?





もしかして 何かを隠すためにその感情を表現しているのではないか?









ちょっと 相手の感情に流される、相手の感情をそのまま受けるのではなく、一歩立ち止まって見てあげる事が私達自分品質向上委員会のみんなには必要ですね。











でも、相手の感情が本心本物なのか? コーティングしてある感情なのか? 判断がつかないです っていう声が上がってくるかもしれません。





その時は、その感情が 「その問題や現状・現象を解決できる感情」であれば本物本心の感情です。









Aさんの場合であれば、コーティングした朗らかな感情ではAさん自身の「抑えつけるストレス」は解決・解消は出来ません。「怒る」事を表現できる時に表現出来ていれば、怒らなければならない状況と遭遇する機会も減ったでしょうし、そうすれば怒りを抑えつける事も減ったでしょうから 突然の爆発・怒りの大噴火も起きないでしょう。





Bさんも不安の感情を表現していれば、その不安の問題の解決方法が見つかりやすいでしょうし、助け船を出してくれる人も出てくるでしょう。













さて、あなたは 自分の感情を上手に付き合えていますか?








あなたのその感情は 本物? コーティングしてある?

























あっ!でも 「コーティングされた感情」は 【 コーティングしなければならない事情 】 があったからコーティングされている訳ですので、なんでもかんでもコーティングを剥がして本物の感情を露出させることがいい事ではない という事も気に留めておくことが大事ですよ♪











 

2012年08月22日(水)更新

240822 企業のライフステージによる金融機関の事業再生ソリューション


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





事業経営者にとって この夏から年末にかけてが踏ん張り時ではないでしょうか?







地域による差、業種による差、規模による差などはあると思いますが、中小零細企業の現状における一番の悩みは「売上が思うように伸びない」ではないでしょうか。





そして、これに連動して 「資金繰り」 への対応が最重要課題になっている事業者さんも多いと思います。









皆さんもご承知の通り、平成25年3月末に金融円滑化法が終了を向かえます。







資金繰りに何ら問題や苦労をされていない経営者は平成25年3月末に金融円滑化法が終了になっても全く関係はないとお考えでしょうけど、すでに円滑化法等を利用して返済条件の変更をしている企業経営者は今一度ふんどしの紐を締め直して自社の事業再生へ取り組んで行く必要があります。











金融庁は債務者(借入をしている企業)の経営課題を把握・分析した上で、適切な助言などにより債務者自身(借入をしている企業)の課題認識を深めつつ主体的な取組みを促し、同時に、最適なソリューション(経営課題を解決するための方策)を提案及び実行をして行きなさいと金融機関に要請しています。





しかも、最適なソリューション(経営課題を解決するための方策)を提案及び実行は各金融機関において、自らの規模や特性、債務者のニーズ等を踏まえ、自主的な経営判断により決定されるべきものであり、金融機関に一律・画一的な対応を求めるものではないことに留意する必要があります。









【 経営課題の把握・分析等 】





金融機関は融資を通じて収集した融資先の企業の財務情報などの定量的情報とヒアリングや融資後・返済条件変更後の経営者の行動等の定性的情報を元に債務者の事業の持続可能性等(類型は本監督指針II-2(1)参照)を適切かつ慎重に見極めます。





(1)経営課題の把握・分析と事業の持続可能性の見極め





(2)債務者の課題認識・主体的な取組みの促進









【 最適なソリューションの提案 】





(1)ソリューションの提案





(2)経営再建計画の策定支援





(3)新規の信用供与









【 ソリューションの実行および進捗状況の管理 】





金融機関は、債務者や連携先とともに、ソリューションの合理性や実行可能性を検証・確認した上で、協働してソリューションを実行する。





ソリューションの実行後においても、必要に応じて連携先と協力しながら、実行状況を継続的にモニタリングするとともに、経営相談や経営指導を行っていくなど、ソリューションの進捗状況を適切に管理する。









詳しくは中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律に基づく金融監督に関する指針 : 金融庁をご覧ください









そして、私が事業再生に対して重要だと感じているのが、自社の財務状況の認識力です。





経営者だから、経営改善、事業再生の意欲があるのは当たり前でしょう。また、経営課題を克服する能力も潜在的に持っていると思います。





ですが、自社の正確な原価率、限界利益率、損益分岐点売上高、資金繰り損益分岐点売上高、毎月の銀行借入返済額、融資の本数、売掛金の回収サイト、買掛金の支払いサイト、などの財務状況を把握していない経営者は、たとえ事業再生への意欲が有り余るほど持って事業が回復したとしても同じことを繰り返していつの日かまた資金繰りに窮する事になります。









今まで通りの考え方、物事の捉え方、認識の仕方、商売のやり方、人との付き合い方をしていれば、必ずや資金繰りが苦しくなります。







 



その考え方





 



その物事の捉え方





 



その認識の仕方





 



その商売のやり方





 



その人との付き合い方







 



をしてきたら、商売が苦しくなり資金繰りが苦しくなったのだから、考え方、物事の捉え方、認識の仕方、商売のやり方、人との付き合い方を変えなければ事業の再生は可能性が低いです。









自社の財務状況は自分の会社である経営者が一番知っていなくてはおかしいです。





会計事務所やコンサルタントの方が経営者より財務状況を知っているようではダメです。









あなたは自社の正確な





原価率、





限界利益率、





損益分岐点売上高、





資金繰り損益分岐点売上高、





毎月の銀行借入返済額、





融資の本数、





売掛金の回収サイト、





買掛金の支払いサイト、





などの財務情報がすぐに頭に浮かんできますか? 金融機関に説明ができますか?









金融機関は 「金融円滑化法」を受けて返済条件変更の相談には乗ってくれます。しかし、経営者の定性的情報(能力)から、返済条件変更を受ける・受けないを決めます。





また、金融庁からの中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律に基づく金融監督に関する指針を受けて、企業のライフステージによる事業再生のソリューションを提案してきます。















金融庁の中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律に基づく金融監督に関する指針では、企業のライフステージを下記のように区分して、対応をするように金融機関へすすめています。





自助努力により経営改善が見込まれる企業は積極的に支援してきます。





 



抜本的な事業再生や業種転換により経営の改善が見込まれる企業は企業再生支援機構や中小企業再生支援協議会との連携を促されます





 



そして、事業の持続可能性が見込まれない企業は、いたずらに長引かせて傷口を大きくするよりは、債務整理、自主廃業などを促されます











もし、金融機関が 「あなたの会社は持続できる可能性が低い」と判断してしまったら、金融機関は会社の清算を打診してくるという事です。





例え、あなたが再生への意欲が物凄くあったとしてもです。











だから、踏ん張りましょう!





なかなか思い通りに売り上げが伸びないと言って 落ち込むのも分かりますが、落ち込んでいる暇はないですよ。





Aの方法がダメなら、Bの方法をしましょう





 



Bの方法がダメならCの方法をしましょう





 



Cの方法がだめならDの方法をしましょう







諦めたら、倒産してしまいますよ。





自宅も売却して、会社もなくなり、一時的に夢も希望も無くなりますよ。









私は20数年前に倒産して自己破産したから その苦しさ 大変さは よぉ~~く分かります。







だから、計画したことを実行して、振り返って、修正して、再度実行していきましょう。









やる事をやりきっていますか?





 



毎月の会計数字を追っかけていますか?





 



計画と実績を対比させていますか?









今からでも遅くありません。





再度 取り組んで行きましょう。



2012年08月20日(月)更新

240820 濁った雫(しずく)でもいいや! もらえないよりはマシだっ!


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





今年のお盆休みを無事に終わりましたね。皆さんはお盆休みはいかがでしたか?





私は毎年の如く 三島夏祭りにドップリ浸かったお盆休みでした♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第55回目をお送りします。









あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 欲求を満たす行動 」 です。













前回からの続きですが、「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たしたい 】 という欲求を満たす為に、私達は全くもらえないよりは 濁っててもいいからもらえればいい。背に腹は代えられない。と考えて泥水のように濁った雫(しずく)をもらえるような行動に走ります。とお伝えしました。









それはどのような行動なのかといいますと、










1.自分が何らかの行動をして








2.その行動等で相手が嫌な思いをしたり、困ったりして








3.その相手から怒られる言葉をもらう 又は 心配してもらう












という行動です。











文章で表現すると、「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たしたい 】 という欲求を満たす為の行動とは思えない気がしますよね。







前回の話に出ていた 「ありがとね♪」とか、「頑張っているね♪」とか、「好きだよ♪」とは 真逆の





「何をしているんだ!!」





「それはダメでしょ!!」





「何でそういう事をするんだ!!」





「大丈夫? できる? 無理しないでね」





「大変ですね。平気ですか?」





みたいな言葉しか返ってこないですよね。











でも、ここが 私達人間の心の不思議さなんです。















約束した時間になっても来ない。いったいどうしたんだろ?途中事故でもあったのかな? 急に病気でもなったのかな? と心配をしてもらう言葉を貰うと、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







やってはだめだと言われている事をして、「何やってんだよ!!」と怒られると、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







「もう 私には無理、できません。」と言うと、「そんな事ないよ あなたなら出来るよ!」と励ましてもらうと、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







「ゴホッ ゴホッ ちょっと具合が悪いんです。」と伝えると「大丈夫? 心配だな。病院はいった?」とか心配をしてもらうと、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







「ばかやろーーーー!! なんでお前は言われたことをキッチリしないんだ!!」と怒られると、ポタッ♪ と 一滴の泥水のように濁った雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。













なんだか、この上の例を見るとどれも「心の充足感」という言葉からはかけ離れている状況ですし、どう考えても「心が満たされる」ような言葉はかけてもらえませんよね。







でも、この上の例に共通している事は、 叱責、罵詈雑言、心配でも「自分に注意を向かせる」という共通点があります。









この「注意を向かせる」 = 「自分を見てくれる」 = 「例えマイナス的な要素・内容でも、自分の存在を認知してもらえる」 という事をしているので、【 自分の存在 】という満足を得られるのです。







不思議ですが、怒られるような状況でも 【自分に意識を向けてくれる】 という状況は、【 存在認知欲求 】 を満たすことになります。











誤解しないで読んで欲しいですが、







” 常にこのような行動する時 = 存在認知欲求を満たすこと ” ではありません。







単に時間に間に合わなくて遅刻しちゃう時もありますし、ダメだと言われたことをすっかり忘れていてしちゃう事もあるでしょうし、本当にムリな時もあるでしょうし、ただ体調を崩してしまった時もあるでしょう。





ここでのポイントは裏のメッセージ(自分に意識を向けてほしい:存在認知欲求)があるときの行動という事です。







そして、この時の雫(しずく)は きれいな純粋な水の雫(しずく)ではなく、泥水のように濁った雫(しずく)なんです。











本当に変な感じですよね。










怒られている、出来ない男(女)、冴えない男(女)、頼りがいのない人と見られているのに、心の充足感を感じれるなんて・・・











普通に きれいな水の雫(しずく)を得られている人には、この泥水のように濁った雫(しずく)は全く不要ですし、そんなモノで充足感が得られるなんて思わないでしょう。







しかし、きれいな水の雫(しずく)を得ることができない人、得ることが出来にくい生活環境や状況にいる人にとっては、この泥水のように濁った雫(しずく)は 雫(しずく)を全くもらえないよりはマシなんです。







この雫(しずく)は【 人と関わる = 対人関係 = コミュニケーションを交わす 】 事によって得られると前回説明しました。









だから、泥水のような濁った雫(しずく)を得ている人は







泥水のような濁った雫(しずく)を得るように人と関わります






泥水のような濁った雫(しずく)を得るような関係づくりをします






泥水のような濁った雫(しずく)を得るような コミュニケーションの交わし方をします。







なんだか、そんな人って 正直、イヤですよね。素直じゃないし、言う事をきかないし、約束は守らないし、決められた事はしないし、自己中ですし、身勝手ですし、怒りっぽいし、天邪鬼ですし、ひねくれているし、・・・・







でも、その人は 泥水のような濁った雫(しずく)しか得ることが出来ない状況や生活環境だったから、泥水のような濁った雫(しずく)を得る方法しか知らないんです。













素直じゃない自分でいる事によって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







約束を守らない自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







身勝手な自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







ひねくれものな自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。







私はダメな人間なんですという事をアピールすることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるんです。















悲劇の主人公、逆境のプリンス、苦境のヒロイン、を演じれば、みんなに心配してもらえれば 声を掛けてもらえる、相手にしてもらえる。






ダメ人間を演じれば、怒られるけど 声を掛けてもらえる











例え、泥水のような濁った雫(しずく)でも、まったくもらえないよりはマシなんです。心の中にある2リットルのペットボトルを一杯に満たしたいと欲求を満たす為には、泥水のような濁った雫(しずく)でも仕方がないんです。













なんで そんな事するんだろ?








何でわざわざ 怒られるような事をするんだろ?








素直になちゃぁ~~いいのに・・・








約束を守ればいいのに・・・








そんなに難しい事ではないのに・・・















って 思う人いますよね。濁っていないキレイな雫(しずく)を日常的にもらえている人には、この泥水のような濁った雫(しずく)でもいいという感覚は分からないでしょう。









不思議でしょうけど、これが私達 人間なんです。















ここで 自分品質向上委員会的な関わり方が大事になります。









キレイな雫(しずく)をもらえている人はそのままでいいでしょうけど、この泥水のように濁った雫(しずく)をもらおうとしている人がいたら、









「そんな方法をしなくても、あなたの心の中にある2リットルのペットボトルを 【 一杯に満たす 】 方法は他にも色々とありますよ♪」って是非 教えてあげてください。











素直じゃない自分でいる事によって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、素直なあなたになればキレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







約束を守らない自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、約束を守るあなたになればキレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







身勝手な自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、相手の事も自分と同じように大事にしようとするれば、キレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







ひねくれものな自分でいることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、相手を批判・評価せずに受け入れる事をすればキレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪







私はダメな人間なんですという事をアピールすることによって泥水のような濁った雫(しずく)を得れるけど、本当のあなたはダメ人間じゃないのに、そんなダメ人間を演じる事をしなければ、キレイな水の雫(しずく)で一杯に満たすことが出来るんですよって♪











キレイな雫(しずく)を得る方法を体験的に知らなくて、泥水のような濁った雫(しずく)を得れる方法を体験的に学んできているから、泥水のような濁った雫(しずく)を得る方法を実践しているだけなんです。









「他にも方法はあるよ♪」 っと 他の方法を教えてあげてください。







泥水のような濁った雫(しずく)を得るのか? キレイな水の雫(しずく)を得るのか?は 自分が選択できるんです。







そして、どうせ ポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)を貰うのであれば、気持ちがいい方法で、嬉しくなる方法で、笑顔が飛び交う方法で、心が温かくなる方法で、お互いが幸せになれる方法で 貰う方が いいと思いませんか?











泥水のような濁った雫(しずく)を得るのか? キレイな水の雫(しずく)を得るのか?は 自分が選択できて、自分がどう行動するかはできるんです。







「そんな方法をしなくても、あなたの心の中にある2リットルのペットボトルを 【 一杯に満たす 】 方法は他にも色々とありますよ♪」って是非 教えてあげてください。











 

2012年08月13日(月)更新

240813 心の中にある2リットルのペットボトル


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





昨日から息子がボーイスカウトのキャンプに行っています。





子供が親から離れて活動する事はとっても大事ですよね。たった2泊3日のキャンプですが たくましくなって帰ってくる息子を楽しみにしています♪









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第54回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 心の充足感 」 です。













さて、、、、ちょっと 想像してみてください・・・







あなたの心の中に 【 2リットルのペットボトル 】 があるとイメージしてみてください。























イメージできましたか?

















この 「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たしたい 】 という欲求が、私達のすべての行動の原動力となります。















営業を頑張って新規のお客様と取引が成立したら、ポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







約束事を守って、ありがとう! と言われるとポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







コツコツとやり続けている事を認めてもらえて 頑張っているね!と言われるとポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。







お客さんに喜んでもらえるとポタッ♪ と 一滴の雫(しずく)が「心の中にある2リットルのペットボトル」に溜まります。











こうやって、喜びや認めてもらえた嬉しさ、頑張った事への承認などをしてもらえると 「心の中にある2リットルのペットボトル」 に 一滴 一滴 と雫(しずく)が溜まっていきます。







この 雫(しずく)が溜まっていく事が 心の充足感になります。













だから、







「ありがとう」








「頑張っているね」








「●●さんがいると安心出来るね」








「好きだよ」








「本当に助かりました」








「よっかたぁ~」










とか言われると 嬉しいでしょ♪  そういう言葉や笑顔などを相手からもらえると どんどん あなたの心のペットボトルに水が溜まって行くから、どんどん 心が満たされていくんです。









これは 前回の「存在承認」にも繋がる事でして、自分自身の存在を認めてくれた、気にしてもらえた、というメッセージをもらえると 一滴 また一滴と雫(しずく)が溜まっていき、心が満たされていくんです。







そして、これは



【 人と関わる = 対人関係 = コミュニケーションを交わす 】



事によって得られるという事が重要なんですよ。



この 一滴の雫(しずく)は 人との交流によって 得られます。







だから 私達は心の充足感を得るためには、 人と関わらないと満たされないんです。











そうは言っても、一人が好き・一人でいることが好き という人もいますし、他人と関わることが嫌い・不得意 という人もいますよね。一人でいる方が気が楽だし、煩わしくないから とか言って・・・













でも、人と関わることがイヤだから一人でいると、なかなか心のペットボトルを雫(しずく)で満たすことが出来ません。だから、余計 欲求不満になり、イライラ、モヤモヤ、ウニウニした心になるから、さらに、人との関わりが煩わしくなり一人でいる方が気楽だと思い一人でいるけど、一人でいるから一向に心のペットボトルには ポタッ♪ と雫(しずく)が落ちてこないから、心が満たされず欲求不満から攻撃的になったり自暴自棄的になったりするので、周りの人もその人に関わるのをやめたいと思ったり近づくのをやめようと思うので、余計に孤独になるので、ペットボトルには ポタッ♪ と雫(しずく)が落ちてこなくなり・・・・  と 負のスパイラルにはまっちゃうんです。













さて、この 一滴 一滴の 雫(しずく)・・・





この 雫(しずく)にはきれいな水の雫(しずく)泥水のような濁った雫(しずく)があります。









きれいな水の雫(しずく)でも泥水のような濁った雫(しずく)でも、「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たす 】 事は出来ますよね。











きれいな水の雫(しずく)は





「ありがとう」





「頑張っているね」





「●●さんがいると安心出来るね」





「好きだよ」





「本当に助かりました」





「よっかたぁ~」







こういった言葉や人の役に立つ行動をしたり、気遣いが出来る行動をしたり、相手を元氣にさせたり、幸せにさせたりする行動をした時に ポタッ♪ と溜まる雫(しずく)です。







大体、この2リットルのペットボトルで75%~80%以上に雫(しずく)が溜まると、生き生きとして楽しく幸せや充実感を感じながら生活していけるそうです。





75%~80%以上に雫(しずく)が溜まってくると、「自分は愛されているんだ! 自分は価値ある存在なんだ!」という自己承認が出来るようになります。75%~80%以上に雫(しずく)が溜まるという事は、自己承認のストックがそれだけあるという事にもなるんです。









こういう きれいで澄んだ雫(しずく)は沢山溜めたいですよね。でも、私達の生活では、常にこのきれいで澄んだ雫(しずく)を溜めることが出来ません。











それは なぜか?











・・・・・・・・・・・・・・・・










・・・・・・・・・・・・










・・・・・・・










・・・・













それは、 先ほども説明しましたが、 【 人と関わる = 対人関係 = コミュニケーションを交わす 】 という 人との交流によってのみ得られる雫(しずく)だからなんです。









相手にとって役に立つ行動をしたり、気遣いが出来る行動をしたり、相手が元氣になったり、相手が幸せを感じたりする行動をして、かつ その相手から 「ありがとね♪」「よかったぁ~♪」などの声をもらった時に生まれる 雫(しずく) だからです。結構 ハードルが高いんですよね。













1.自分が何らかの行動をして






2.その行動等で相手が喜んでもらい






3.その相手から「ありがとね♪」などの言葉をもらう









独りよがりの行動や考えではもらえないんです。仮に相手の人が恥ずかしがり屋だったり、無頓着な人や自己中的な人だとしたら、ほとんどが相手から「ありがとね♪」という言葉はもらえないでしょう。









そうなると、なかなか 「心の中にある2リットルのペットボトル」を 【 一杯に満たす 】 という欲求が満たされなくなります。心の充足感は得られず、逆に欠乏感さえ感じてしまいます。











でも、 一杯に満たしたい!





だけど、相手から言葉がもらえない





でも、 雫(しずく)が欲しい





だけど、相手は自分を認めてくれない





でも、 相手からの言葉が欲しい・・・











じゃぁ~ どうするか・・・?









その時に私達は、泥水のように濁った雫(しずく)でもいいから 心の中にある2リットルのペットボトルを一杯に満そうとします。








全くもらえないよりは 濁っててもいいからもらえればいい。背に腹は代えられない。と考えて泥水のように濁った雫(しずく)をもらえるような行動に走ります。













さて、その行動は・・・・  話しが長くなるので次回にご紹介しますね♪







2012年08月11日(土)更新

240811 平成23年度の消費税滞納額は3220億円


お世話になります。Officeパートナー代表の渡辺です。





消費税増税法案が成立したようです。さて、この増税が 吉と出るか? 凶と出るか? 今後が気になります。







さて、国税庁は平成23年度の税金滞納状況を発表しました。





増税法案成立のタイミングでこの滞納状況の発表はいかがなもんかと思いますが・・・











その滞納状況ですが、平成24年3月末までの1年間で発生した新規の税金滞納額は





・源泉所得税    594億円





・申告所得税  1,234億円





・法人税      737億円





・相続税      278億円





・消費税    3,220億円





・その他       11億円





--------------------------------





計    6,073億円







だそうです。消費税の滞納額はダントツに多いですね。





やはり消費税の性質が影響しているのでしょう。









消費税は法律上、【預かっている税金】です。





法人税や所得税は「所得に課される税金」ですので、基本「利益」が出ている企業が納付します。





しかし、消費税は「預かっている税金」ですので、企業に利益がでていようと赤字だろうと納付が生じる税金です。









中小零細企業の9割は赤字だと言われていますので、中小零細企業のほとんどが資金繰りが苦しい事になります。という事は「預かっているはずの消費税」は運転資金や借入金の返済原資になってしまっているので、納付が困難になってしまって滞納してしまっていると推測されます。









上記の滞納消費税3,220億円は国税分(4%)のみの集計額ですから、地方消費税まで含めた消費税滞納額は 4,025億円 という事になります。









平成14年の4月から消費税が8%(国税分が6.3%、地方税分が1.7%)、平成15年10月からは10%(国税分が7.8%、地方税分が2.2%)に引き上げられますが、この増税を平成23年度の新規滞納にあてはめると







・8%へのアップ時には  約5,100億円





・10%へのアップ時には 約6,400億円







へと膨らむ試算が出ています。











どうでしょうか。この数字を見て・・・











財源確保の為に消費税を増税するという事ですが、増税しても「滞納」が増えてしまったら財源の確保はできません。







「財源確保」の方法はまだほかにもあるのではないか?と思いませんか?





事業仕訳ではないですが、本当に必要な所には予算を組まなければならないですが、必要でない、若しくは見直さなければならない所に着手をすべきでしょう。









国や行政の仕組みや組織、作業フローなどを複雑にしてしまったから ブラックボックスが生まれてきます。





このブラックボックスをクリアにするだけでも、かなりの財源が確保できると思うんだけどなぁ~~・・・











 

2012年08月06日(月)更新

240805 見ぃ~~つけたっ!


お世話になります。あなたの「心の友」(^^)自分品質向上委員会 委員長の渡辺です。





私の住んで居る地域では夏祭り 真っ盛りです。





夏の風物詩、半纏と山車とお囃子で夏を満喫。皆様はどんな夏をお過ごしですか?









では今日も、コミュニケーションワンポイント講座:達人への道の第53回目をお送りします。





あの人素敵だなぁ~ と思える人の共通項は「コミュニケーション力が高い」「人との関わり方が上手い」です。





そして、「自分とのコミュニケーションも上手に取っている」という点です。





あなたの周りにもいますよね? 見た目が素敵な人ではなく、心理的に素敵な人です。









今回お送りするコミュニケーションのワンポイントは  「 存在承認 」 です。













我が家には小学校3年生になる息子と間もなく3歳になる娘がいますが、子供はなんであんなに 「 かくれんぼ 」 が好きなんでしょうかね(笑)







ちなみに みなさんは子供の頃、かくれんぼ しました?







私はしました。近所の子供たちが集まって、上級生のお兄さんお姉さんがその場を仕切りながら下級生の私達は「豆っ子」という愛称の元、かくれんぼで見つかっても鬼にならなくていいとか、例え ”頭隠して尻隠さず” の状態でもすぐには 「見ぃ~~つけたっ!」と見つけないとか、優遇されたルール今風で言うと「ハンデ」をもらって幼稚園生から小学校6年生ぐらいの子供が入り混じって遊んでいました。









例にも漏れず、我が娘はかくれんぼが好きです。













「ねぇ~ おとうさん! かくれんぼしよう!」とニッコニコしながら言ってきます。





「おとうさんが見つけてね」といいながら、一度私を部屋の外に出すと、急いで布団に包まります。







私が 「どこかなぁ~~~~~」と 声を出しながら部屋をグルグル回り、娘が隠れている布団の周りをグルグル歩きながら 探していると、





「いないよぉ~♪  いないよぉ~♪」と 娘は言います。







ベタなコントじゃないんだから「かくれている人が ここにはいないぞぉ~~」と言うオチは別にいらないのですが、娘は 「自分が隠れている事」を必死でアピールします。







しかも、 「 ここに 隠れているぞぉ~~~~っ!! 」 と言わんばかりに(笑)







それでも、私は 「あれぇ~~~?? かなちゃん(娘の名前)の声はするけど 見当たらないなぁ~~・・」と言ってると、 「 ばぁ~~~っっ!!」 と満面の笑みで布団を跳ね除けて飛び出てきます。











もう 娘は大興奮!!











「 かくれんぼ 」 の楽しさって、隠れて見つからないままになる達成感より、見つかってしまうかもしれないドキドキ感や見つけてもらう事の嬉しさが楽しいんですよね。









これって、 大人のコミュニケーションにも通じる事なんです。













「 見ぃ~~つけたっ! 」 と言って 見つけるのは







・あなたがそこにいる事は知っているよ♪





・あなたはそこに居るんだね♪







という【 存在承認 】です。









私達は子供や大人を問わず、だれもが 「 自分が存在している事を認知して欲しい 」 という欲求があります。







しかし、感情的な事や個人的な諸事情などが複雑に絡み合って関係しあって、他人から「無視」をされたり他人を「無視」をしたり、他人から大事にされなかったり他人を大事にしなかったりしてしまう ” BADコミュニケーション ” を意識的に・無意識にしてしまいます。











会社の職場、学校で、家庭で、そこに存在はしているものの「自分がここに存在している実感」が乏しいモノになっている事があります。だから、不安になり、不安定になり、懐疑的になったりしてしまうんです。







しかし、 「 見ぃ~~つけたっ! 」 という 【 存在承認 】 が会社の職場や学校、家庭にあふれていれば、私達の存在認知欲求不満は満たされますので、精神的に安定し安心し温かさを感じ幸せを感じる事が出来ます。









大人になると 「 かくれんぼ 」で楽しむ機会は皆無でしょう。









でも、 「隠れる」事は意外と頻繁にあるじゃないですか(笑) しかも、隠れ通そうとする・見つからないようにマジ隠れ も出来ます。





大人の諸事情で 「隠れないとならない事情」もあったりするかもしれないのですが、自分品質向上委員会の皆さんは 是非





「 見ぃ~~つけたっ! 」 と言って あなたの大事な人 家族 仲間 友人 の存在を承認してあげましょう!













そこにいるのは当たり前








会社なんだから、








夫なんだから、妻なんだから、








家族なんだから、








もう 空気のような存在なんです。









そんな声も聴きました。その言い分も分かります。









「当たり前」で「空気のような存在」・・・









でも、私達は「空気」がないと生きていきませんよね。「空気」がないと 苦しくなり 死んじゃいます。





「空気のような存在」は 「無くならないと有難味を実感できない」のかもしれませんが、別にわざわざ「無くなる機会」を待つ必要はないじゃないですか。そして、「無くなったら」なんて受け身でいる必要もないじゃないですか。













コミュニケーションはキャッチボールです。







あなたがボールを投げれば ボールは返ってきます。





あなたがボールをいつまでも投げないでいると、いつまでたってもあなたの所へはボールは来ません。









という事は









あなたが 「 見ぃ~~つけたっ! 」 と見つけるから、相手の人もあなたを「 見ぃ~~つけたっ! 」 と言って見つけてくれます。









あなたが見つけない(見ないようにしている)から、相手の人もあなたを見つけない(見ないようにしている)んです。













自分品質向上委員会の皆さんだからこそ、「かくれんぼ」の「見つかる・見つける」醍醐味を味わい、そして味あわせてあげましょうよ♪









簡単にできます♪









「 見ぃ~~つけたっ! 」  と言って 見つけてあげるだけですから♪









会社概要

・クライアントの意志決定支援パートナー ・企業と人財を元氣にするパートナー

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個人プロフィール

1969年11月生まれ静岡県立三島南高等学校 卒業大原簿記学校 卒業大原簿記学校卒業後、都内の会計事務所に2年間勤務。在職中、法人・個人合わせて約25件の顧問先の会計指導・サポート・税務申告サポート等の業務を担当地元に戻り、実家の食料品スーパーを継ぐ。ストアコンセプトを「地域密着店」とし、顧客...

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